産後の運動はいつから?段階別の進め方と腹筋運動を急いではいけない理由

2026年9月4日

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出産を終えて体型が戻らない。早く運動を始めたいけれど、いつからやっていいのか分からない。

そんな不安を抱えている方に向けて、この記事では産後の運動を再開する時期と、段階ごとの進め方を整理しました。

先にいちばん大切なことをお伝えします。産後の運動再開は、必ず医師の許可を得てからです。ここだけは自己判断しないでください。

はじめにお読みください

この記事は一般的な情報の整理です。産後の回復には大きな個人差があり、出産方法(自然分娩・帝王切開)によっても再開できる時期は変わります。運動を始める前に必ず主治医に相談し、許可を得てから行ってください。痛みや出血がある場合はすぐに中止し、医療機関を受診してください。

この記事の結論

  • 本格的な運動は1ヶ月健診で問題なしと言われてからが目安です
  • 入院中からできるのは腹式呼吸と足首の運動だけです
  • いきなり腹筋運動はNG。骨盤底筋から始めてください
  • 授乳中は消費が大きいので、極端な食事制限は避けてください

産後の運動はいつから始められるのでしょうか

松戸市が公開している産後体操の資料では、段階を追って少しずつ強度を上げていく進め方が示されています。

時期できる運動の目安
出産当日〜2日目寝たままの腹式呼吸・足首の運動
3〜4日目腕回し・脚の屈伸など軽い動き
5〜6日目腰上げ・脚上げなど、やや負荷のある動き
退院〜4週目立った姿勢での運動・ストレッチ
5〜8週目全身を使った本格的な筋力運動

大きな区切りになるのが1ヶ月健診です。ここで経過が順調と判断されれば、全身の筋肉を動かす体操に進めるとされています。

帝王切開だった方は、傷の回復に時間がかかります。自然分娩の方と同じスケジュールでは考えず、必ず医師の指示に従ってください。

いきなり腹筋運動をしてはいけない理由

お腹を早く戻したくて、真っ先に腹筋運動を思い浮かべる方は多いと思います。

ですが産後は、お腹の中央にある腹直筋が左右に離れている状態(腹直筋離開)になっていることがあります。この状態で上体を起こす腹筋運動をすると、離れた部分にさらに負担がかかってしまいます。

もうひとつ、出産で骨盤底筋がダメージを受けている点も見逃せません。ここが弱ったまま腹圧をかける運動をすると、尿もれの原因になることがあります。

順番は「呼吸 → 骨盤底筋 → 全身運動 → 筋トレ」です。この順番を守るだけで、体の戻り方がまったく変わってきますよ。

段階別・産後の体づくりの進め方

第1段階:腹式呼吸(産後すぐ〜)

仰向けで膝を立て、鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり吐きながらお腹をへこませます。10回を1セット。

地味に見えますが、これがインナーマッスルを目覚めさせる最初のステップです。

第2段階:骨盤底筋トレーニング(医師の許可後)

仰向けか座った姿勢で、尿を我慢するように下腹部の奥をキュッと締めて5秒キープ、ゆっくり緩めます。10回を1日2〜3セット。

外から見えないので効いているか分かりにくいのですが、尿もれの改善と姿勢の安定に直結します。

第3段階:ウォーキング(1ヶ月健診後)

ベビーカーでの散歩から始めて構いません。最初は15分ほど、慣れてきたら30分を目安に。

外に出ること自体が気分転換になるので、産後の心の面でもプラスに働きます。

第4段階:自重トレーニング(産後2〜3ヶ月以降)

スクワットやヒップリフトなど、下半身と体幹を使う種目から入ってください。

腹筋運動を取り入れるのは、お腹の中央に指が2本以上沈まなくなってからが目安です。不安な場合は医師や専門家に確認してください。

自己流が不安な方へ

産後の体は、人によって回復のスピードがまったく違います。いまの自分がどの段階にいるのかを判断するのが、いちばん難しいところです。産後向けのプログラムを用意しているジムもあるので、無料カウンセリングで相談してみるのもひとつの方法です。

  • カウンセリングは無料で受けられます
  • 体の状態に合わせて強度を決めてもらえます
  • その場で契約する必要はありません
無料カウンセリングはこちらから

※公式サイトへ移動します。運動の可否は必ず主治医にご確認ください

授乳中の食事で気をつけたいこと

早く体型を戻したくて食事を減らしたくなりますが、授乳中の極端な制限はおすすめできません

母乳を作るためにエネルギーと栄養が使われるので、必要量そのものが増えている時期です。ここで削ると、母乳の量や体調に影響が出ることがあります。

  • タンパク質はしっかり摂る
    体の回復にも母乳にも必要です。減らすべきは糖質や脂質の摂りすぎの部分です
  • 鉄分と水分を意識する
    出産で失われた分の回復と、母乳のために欠かせません
  • 3食きちんと食べる
    欠食は反動の食べすぎにつながります
  • 体重より体調を優先する
    産後半年から1年かけて戻す、くらいの気持ちで十分です

サプリメントや健康食品を使う場合は、必ず医師や助産師に相談してください。授乳中は成分が母乳に移行するものもあるためです。

よくある質問

Q. 産後どのくらいで体型は戻りますか?
個人差が大きいですが、半年から1年かけて戻す方が多いです。急がないほうが結果的にうまくいきます。

Q. 帝王切開でも運動できますか?
できますが、傷の回復状況によって時期が変わります。必ず主治医の許可を得てから始めてください。

Q. 骨盤ベルトは必要ですか?
使用の可否や期間は状態によります。自己判断せず、産院や専門家に相談することをおすすめします。

Q. 抱っこで腰が痛いのですが。
まず整形外科か産婦人科を受診してください。痛みがある状態でのトレーニングは悪化させる可能性があります。

Q. 子どもを預けられず、ジムに行けません。
自宅でできる範囲から始めて大丈夫です。【女性向け】自宅筋トレだけで痩せる!「痩せ体質」を作るダイエットメニュー完全ガイドが参考になります。

まとめ

産後の体づくりで最も大切なのは、焦らないことです。

1ヶ月健診での確認を経て、呼吸 → 骨盤底筋 → ウォーキング → 筋トレ、という順番で進めてください。この順番を飛ばして腹筋運動から入ると、かえって遠回りになります。

体重より、まず体調を戻す。半年から1年かけるつもりでいれば、必ず変わっていきますよ。

体を動かす習慣づけには、ストレッチの正しいやり方完全ガイドもあわせてご覧ください。