グルタミン豊富な卵を食べると筋力と免疫力がアップする!

2021年6月24日

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私は毎日のように筋トレをしているため、タンパク質の摂取は欠かさないようにしています。

 

このタンパク質をしっかりと摂取するために、よく食べているのが卵です!

 

卵はスーパーフードと呼ばれていて「タンパク質」「脂質」「カルシウム」「鉄分」「ビタミンB群」など体を作るために必要なほぼ全ての栄養素が含まれています!

 

そのため、筋トレをしている人にはうってつけの食べ物なのです!

 

しかし、「卵を食べ過ぎる体に悪い」「コレステロールが高くなる」という話をよく聞きますよね。

 

では、実際に卵を「どの位食べて大丈夫なのか?」

また「安全性や栄養価はどうなのか?」についてご紹介していきます。

 

グルタミン豊富な卵はアミノ酸スコア100

タンパク質は20種類のアミノ酸からなっています。

そのうち「体内で合成される11種類の非必須アミノ酸と「食事から摂取しないといけない必須アミノ酸があります。

 

必須アミノ酸9種類

バリン・ロイシン・イソロイシン・ヒスチジン・メチオニン・トリプトファン・リジン・フェニルアラニン・トレオニン

 

非必須アミノ酸11種類

グリシン・アラニン・アルギニン・システイン・アスパラギン・アスパラギン酸・グルタミン・グルタミン酸・セリン・チロシン・プロリン

 

タンパク質の「質」は、タンパク質の量や必須アミノ酸のバランスを数字でだして、アミノ酸スコアという指標で表します。

 

アミノ酸スコアの最高は「100」で、卵のアミノ酸スコアは最高の100です。

 

また、卵の非必須アミノ酸のうち半分以上が「グルタミン」というアミノ酸で出来ていて、その多くは体内の血液中や筋肉にため込まれています。

グルタミンが筋力と免疫力を上げる

グルタミンには免疫力を向上させたり傷の修復、筋肉の分解抑制などの効果があります。

 

風邪を引いた時や運動・筋トレをしたときなど、体にストレスがかかったときに大量に消費してしまいます。

つまり、風邪を引いて寝込んでいると筋肉が落ちてしまうのは、このグルタミンが大量に消費しているのにもかかわらず、グルタミンが補給されていないからです。

 

トレーニング雑誌IRON MANでグルタミンについて書かれています。

『カナディアン・ジャーナル・オブ・フィジオロジー&ファーマコロジー』誌によると、高強度のワークアウトを1回行うだけで、筋肉のグルタミンレベルは半分にまで低下してしまうことが示されている。つまり、高強度のワークアウトを行い、筋発達をしっかり得ようとするなら、トレーニングで失われるグルタミンを補うだけでなく、タンパク質同化を促す(※1)ためにも、多くのグルタミンが必要になるのである。

中略

グルタミンレベルが低くなると病気にかかりやすくなったり、病気の治癒に長い時間がかかったりする。

IRON MAN 2018 No.335

 

※1、タンパク質同化・・・アミノ酸からタンパク質を合成する事。同化の反対には物質を分解してしまう「異化」があります。

 

そのため、体調が悪い時や体にストレスがかかった時は、食品からどんどん摂取していく必要があります。

グルタミン豊富な卵の効果的な食べ方

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このグルタミンは熱に弱いという性質があるため「生」の状態で摂取しなくてはなりません。

肉を生で食べるのは難しいので、やはり「卵」から摂取するのがよいでしょう。

 

オススメの食べ方は「たまごかけご飯」です!

 

私はジムに行く日は、毎日のように「たまごかけご飯」を食べるようにしています。

 

ただ、生で食べるのが苦手という方は半熟程度に茹でてから食べるのもいいでしょう。

胃腸に優しく体内への吸収率がよくなるため、普段から食べてもいいし、体調が悪いときにはオススメの食べ方です。

 

グルタミン豊富な卵は安全なのか?    

たまごかけご飯は、もちろん生卵を使いますが、衛生的に大丈夫なのか不安に思う方もいますよね。

 

実は日本では、徹底した衛生管理がなされていて、飼料にも規定がもうけられています。

 

また、卵選別包装施設(GPセンター)から菌が付いていない状態で出荷され、賞味期限も設定されているため、期限内でしたら生で食べても心配はありません!

 

しかし、海外では食中毒が心配されるため生卵は危険と考えている人が多いようです。

また、ニワトリの糞をする所と産卵する所は同じため「サルモネラ菌」が付着している可能性が高いという理由から敬遠されています。

 

日本においては心配せずにどんどん食べても大丈夫です!

 

それでも心配な方は、加熱調理してから食べるとよいでしょう。

 

グルタミン豊富な卵のコレステロールは大丈夫?      

卵は以前までコレステロールが高いため毎日食べない方が良いとか1日に2個~3個までと言われてきました。

 

それは昔からコレステロールが高くなると、動脈硬化や脳卒中の危険が高まるということからきていました。

 

しかし、最近の研究では毎日食べても、食べない人と比べて死亡率の差はみられないといわれています。

逆に毎日食べていたほうがコレステロールが高くなり、免疫も上がるということで、健康に良いとも言われ始めています。

 

また、2015年に厚生労働省が改定した「日本人の食事摂取基準」からコレステロールの摂取基準をなくし、目標量は定められなくなりました。

そのため、食べ過ぎはいけませんが「毎日食べてはいけない」などと気にする必要はありません。

 

グルタミン豊富な卵についてのまとめ      

卵は手頃な値段で買うことが出来る上に、栄養価がとても高い食品です!

まとめ

・アミノ酸スコア100の良質なタンパク質である

・グルタミンが豊富で、筋トレの効果を高めるだけでなく、免疫力も高めてくれる

・日本では、徹底した品質管理をしているため、卵を生で食べでも大丈夫

 

健康のために毎日1個からでも食べてみてはいかがでしょうか。

 

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