デッドリフトでおしりに効かせる方法とは?大臀筋を狙うフォームとトレーニング完全解説

「デッドリフトはお尻にも効くの?」と疑問のあなたへ。ヒップアップ効果を高めるフォームのポイント、効果的なバリエーション、おすすめの頻度と意識すべき筋肉を徹底解説。初心者〜中上級者まで必見の内容です!
1. デッドリフトが「おしり」に効く理由とは?
デッドリフトは背中の種目と誤解されがちですが、正しく行えば大臀筋(お尻の筋肉)への刺激が非常に大きいのが特徴です。
大臀筋の主な役割:
- 股関節の伸展:立ち上がる動作や脚を後ろに伸ばす動きで使われます。
- 骨盤の安定化:姿勢保持や体幹の安定にも影響。
- ヒップラインの形成:美しいお尻を作るうえで欠かせない筋肉。
つまり、正しいフォームと意識で行えば、デッドリフト=最強のヒップアップ種目になり得るのです!
2. お尻に効かせるためのフォーム5つのポイント
では、おしりに効かせるためのフォームをお伝えします。
1 股関節主導の「ヒップヒンジ動作」をマスター
お尻を引くように股関節を折り曲げてしゃがむことが大切です。
膝主導になると太もも前に負荷が逃げてしまいます。
2 背中は丸めず、ニュートラルを維持
背骨は自然なカーブを保ち、胸を軽く張って腰を反らないように。正しい軌道で大臀筋に効かせられます。
3 バーは体に沿わせて上下させる
すね〜ももにバーを滑らせるイメージで。体からバーが離れると負荷が腰や背中に逃げます。
4 足幅とつま先角度を最適に
足幅は肩幅程度、つま先は軽く外向き。
膝がつま先と同じ方向に動くようにし、股関節がスムーズに使えるポジションを見つけましょう。
5 立ち上がった瞬間にお尻を「ギュッ」と締める
トップポジションで大臀筋の収縮を感じながら締めることで、筋肉の動員が強まり、効果が倍増します。
あと、デッドリフトをやる際は、ちゃんとパワーベルトを巻いて行うことで、腰痛を予防することができます。
私もデッドリフトをやる時は必ずパワーベルトを巻いてやるようにしています。
3. 大臀筋に効果的なデッドリフトのバリエーション
1 ルーマニアンデッドリフト(RDL)

軽く膝を曲げた状態で股関節の可動域をフル活用。お尻とハムストリングに強く効く種目です。
2 スモウデッドリフト
足を広く開くことで股関節の開きが強調され、お尻の外側や内転筋にも刺激が入ります。
ヒップラインの外側を強化したい方におすすめ。
3 ケトルベルスイング
爆発的な股関節伸展で、お尻の瞬発力と筋持久力を同時に鍛えることができます。
脂肪燃焼効果もあります。
4. 週2〜3回でヒップアップ!実践プログラム例
曜日 | 種目と回数 | ポイント |
---|---|---|
月曜 | 通常のデッドリフト 3セット×6〜8回 | 中〜高重量で大臀筋の基礎刺激 |
水曜 | RDL 3セット×10〜12回 | 可動域を重視してゆっくり下ろす |
金曜 | スモウDL 3セット×6〜8回 | ヒップ外側と内転筋にも刺激 |
プラスαで週1〜2回、ケトルベルスイングを15〜20回×3セット行うと、ヒップアップのスピードが加速します。
5. お尻に効かせるコツは「意識」にあり
筋肉は“意識して使う”ことで、動員率が上がります。
これをマインドマッスルコネクション(MMC)と呼び、筋肥大の鍵です。
意識するポイント:
- 動作中ずっと「お尻を使ってる」感覚を持つ
- 立ち上がりの瞬間に「締める」意識を持つ
- 鏡やスマホでフォームを撮って客観的にチェックする
これはお尻だけに限らずすべてにいえることなので、トレーニングの時は使っている意識を持ってみてください!
6. よくある質問(FAQ)
Q1. デッドリフトは女性にも効果的?
→ はい。特にヒップアップを目指す女性にとって、体型改善・代謝アップに非常に効果的です。
Q2. 筋肉痛がこないと効いてない?
→ 筋肉痛は一つの目安ですが、毎回ある必要はありません。正しいフォームと継続が重要です。
Q3. お尻だけに効かせたい場合、他の種目と組み合わせた方がいい?
→ はい。ヒップスラストやブルガリアンスクワットなど、お尻に特化した種目との併用がおすすめです。
7. まとめ:お尻に効くデッドリフトで美尻と機能的体型を手に入れよう!
- フォームは「ヒップヒンジ」と「ニュートラルスパイン」が基本
- 大臀筋に効かせるには、動作の軌道と意識が超重要
- 種目のバリエーションとトレーニング頻度を戦略的に組む
- MMCを使って、毎回のお尻トレを“効かせる時間”にしよう!
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