【グルタミンで風邪予防】免疫力を高めるグルタミンについて解説
あなたは風邪をひきやすいほうですか?
ハードな筋トレの後は免疫力が下がり、風邪をひきやすくなります!
それは「グルタミン」が関係しています。
グルタミンは、免疫細胞のエネルギー源となるため、不足すると免疫細胞の働きが悪くなります。
そのため、ハードな筋トレでグルタミンが消費されると、免疫力が下がり、風邪をひきやすくなってしまうのです。
そこで今回は、風邪とグルタミンの関係についてご紹介します。
・風邪の原因はウイルスによるもの
・安静にしていれば治る病気である
・タンパク質の摂取が大切で、特にグルタミンが重要
グルタミンとは
グルタミンは、体の中に一番多く存在するアミノ酸で、全遊離アミノ酸の約60%を占めています。
そして、体は多くのグルタミンを必要としているため、普段から筋肉や血液中に溜められています。
また、非必須アミノ酸のため体内でも合成されるアミノ酸ですが、ハードなトレーニングをした時や、疲れが溜まっている時、風邪を引いた時などに大量に消費してしまいます。
そのため、普段の食事やサプリメントで摂取しておいたほうがよいアミノ酸になります。
一般的な風邪の原因
・風邪は安静にしていれば、何もしなくても治るもの
・90%はウイルスが原因で、ライノウイルスによるものが多い
・初期症状はくしゃみや頭痛
そもそも、風邪というのは、安静にしていれば自然と治ってしまう病気です。
その90%はウイルスが原因で、上気道という鼻からのどへの通り道で炎症が起こります。
ウイルスは200種類以上あり、ウイルスが体内に入り込んで10~12時間で症状が出始めます。
そして、その後2~3日後にピークを迎えて、7~10日後には治ります。
風邪のウイルスで一番多いのは「ライノウイルス」です。
大人の風邪の半分位はライノウイルスが占めているといわれ、1年中みられますが特に春と秋に活発に動き回るウイルスです。
症状としては「咳」「鼻水・鼻づまり」「のどの痛み」があります。
風邪の初期では「くしゃみ」や「頭痛」が起こり、「のどの痛み」は2~3日目に悪化しやすくなります。
グルタミンが風邪を早く治してくれる
・グルタミンは大きな負荷やストレスが加わると、大量に消費してしまう
・グルタミンが不足すると、筋肉が分解されてしまう
・免疫細胞はグルタミンをエネルギー源として使っている
タンパク質はアミノ酸が結合して作られています。
そのアミノ酸は、食事から摂取が必要な「必須アミノ酸」と体内で生成される「非必須アミノ酸」に分類されます。
このグルタミンは、先ほどもお伝えしたように、非必須アミノ酸に分類されるため、体内で生成することができます。
しかし、ストレスや負荷の強い運動後は、グルタミンが不足することがあるのです。
それは、体にストレスや負荷が加わると、それに対抗するために、体はエネルギー源が必要になるからです。
すると、体は筋肉を分解してアミノ酸を作り出してしまいます。
その時に使われるアミノ酸がグルタミンなのです。
つまり、ストレスや負荷がかかった時には、グルタミンが不足しやすい状態なのです。
グルタミンが不足すると免疫力が下がる
好中球・・・体に侵入したウイルスや異物を撃退する役割がある
→病気やケガをすると好中球は増加する
マクロファージ・・・異物を細胞内に取り込んで分解・処理するため大食細胞と呼ばれる
リンパ球・・・Bリンパ球、Tリンパ球、ナチュラルキラー細胞の3種類に分類される
→Bリンパ球にはウイルスなどが侵入した際に抗体を作る働きがある
では、グルタミンが不足するとどうなるのでしょうか?
グルタミンが不足すると、免疫力が下がってしまいます。
それは、好中球やマクロファージ、リンパ球などの免疫細胞も、グルタミンをエネルギー源として使っているからです。
さらに、リンパ球は体内のグルタミン濃度が高いほど、リンパ球の増殖も活発になります。
つまり、体内のグルタミンが不足すると、免疫細胞の働きも弱まり、風邪が治りにくくなってしまうのです。
そのため、風邪をひいた際は、無駄なエネルギーを使わないために、安静にしていたり、免疫細胞を活発にするグルタミンを摂取すると良いのです。
【グルタミン】摂取についてのまとめ
しっかりとした生活リズムで睡眠をとり、タンパク質の多い食事をしっかりとっていれば、免疫力も上がり風邪をひきにくくなります。
また、食事のみで摂取出来ない部分は、グルタミンパウダーやプロテインを活用しましょう。
特に筋トレをしている人は、高品質でコスパが良いホエイプロテインを選んだほうが、金銭的にも長期間続けやすいので、私はエクスプローションのプロテインを使っています。
詳しくは下の記事にまとめてありますので、あわせてご覧下さい!