【ブロッコリーと筋肉】栄養素はレンジで逃げる?失敗しない調理法とは

2021年1月1日

あなたはブロッコリーを食べる際は、どのようにして調理しますか?

 

ブロッコリーは、タンパク質をはじめビタミン類などが豊富に含まれているため、ビルダーなど筋肉作りをする人に好まれている野菜です。

私も減量をするときは、白米の代わりにブロッコリーを食べるなどしています。

 

また、筋肉作りだけでなく、免疫力アップやダイエット・美容効果もあるため、トレーニングをしない人でも食べたほうが良い野菜なのです。

 

しかし、ブロッコリーは調理法を間違えると、豊富な栄養素が逃げてしまうかもしれません。

 

そこで今回は、ブロッコリーの調理法についてご紹介します。

 

【ブロッコリーと筋肉】栄養素はレンジで逃げるのか

ブロッコリーのつぼみの部分は洗いづらいため、汚れていたり虫がついている可能性があります。

そのためブロッコリーを生で食べるのは少し抵抗があります。

 

そこで加熱調理をするのが一般的です。

 

加熱調理といえば「茹でる」「蒸す」「レンジ調理」があります。

そのなかで、簡単でなおかつ栄養素を損ないにくい調理法がレンジ調理です。

 

レンジ調理は栄養が逃げにくい

ポイント

ビタミンCなどの水溶性ビタミンは熱に弱いため溶け出しやすい

ブロッコリーが筋肉作りやダイエットに効果を発揮するビタミンは「B1」「B2」「B6」があげられます。

そして、免疫力を高めるビタミンCなど、これらのビタミンは全て水溶性ビタミンです。

この水溶性ビタミンは熱に弱く、茹でたりするとゆで汁にビタミンが流れ出てしまいます。

 

例えば、日本食品標準成分表によると、生のブロッコリーはビタミンCが120mg含まれていますが、茹でてしまうと54mgまで減少してしまいます。

 

そのため、茹でてしまうとせっかくの豊富な栄養が逃げ出してしまうため、とてももったいないのです。

 

そこで活用するのが電子レンジです。

 

電子レンジを活用することで、ブロッコリーの栄養を損なわずに摂取することができます。

 

ブロッコリーをレンジ調理するメリット

ブロッコリーをレンジ調理するメリットは主に2つあります。

レンジを使うと時短になる

レンジ調理をすることで、時間を節約することができます。

例えば、茹でる場合はコンロでお湯を沸かして、そこから2分~3分ほど茹でなくてはなりません。

蒸す場合も、蒸し器を使ってそこから3分~4分ほど蒸さなくてはいけないため、時間がかかります。

 

しかし、電子レンジの場合は、ブロッコリーにふんわりとラップをかけた状態で2分ほど加熱するとできてしまします。

 

そのため、レンジ調理をすることで、かなりの時短で調理ができるのです。

 

ビタミンの流失を抑えられる

先ほどもお伝えしたように、ブロッコリーには水溶性ビタミンが豊富に含まれているため、茹でるとゆで汁に栄養が逃げてしまいます。

 

しかし、レンジで調理することにより、ビタミンの流失を最小限に抑えることができるのです。

 

さらに、同じくビタミンの流失が少ない、蒸し調理よりも楽なので、レンジを活用する価値があります。

そのため、ダイエットや免疫力を上げたい人は、レンジでビタミンを流失させないことが大切です。

 

冷凍ブロッコリーの解凍時間

ブロッコリーをレンジで調理すると時短ができるとお伝えしました。

そして、さらに時短する方法が、冷凍ブロッコリーの活用です。

 

スーパーなどに売られていて、値段は容量や産地によってまちまちですが、約300円前後で購入できます。

 

この冷凍ブロッコリーの便利なところは、すでにカットされていて、使いたいときにすぐに調理できるところです。

そのため、調理前に汚れや虫を取るためによく洗ったり、包丁で程よい大きさにカットする手間が省けるため、かなりの時短になります。

 

私も冷凍ブロッコリーの手軽さを知ってからは、重宝しています。

 

冷凍ブロッコリーの加熱時間は軽くラップをしてから、100gあたり600wのレンジで2分くらいを目安にしましょう。

するとちょうどいい具合に仕上がりますよ。

 

安い外国産の冷凍ブロッコリーもありますが、私は国産のほうが安心だと思って選ぶようにしています。

【ブロッコリーと筋肉】栄養素についてのまとめ

今回はブロッコリーのレンジ調理についてご紹介しました。

筋肉のため、ダイエットのため、そして健康のためにブロッコリーを食べてみてはいかがでしょうか。

 

そして、レンジを活用して栄養を逃さずに食べてみてください。