【ブロッコリー】栄養について紹介!筋トレの効果を高める秘密とは

2021年6月24日

筋トレの効果を高めるためには、筋肉の元となるタンパク質を多く含む食材を食べることが大切です。

 

このタンパク質が豊富な食材として、肉や魚・乳製品などを思い浮かべる人が多いと思います。

 

しかし、今回ご紹介するのは「ブロッコリー」です。

 

実はこのブロッコリーはタンパク質だけでなく、ビタミンなども豊富に含まれているため、体作りに最適な食材なのです。

 

ブロッコリーとは?

まず、ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属の緑葉色野菜で、主につぼみの花蕾(からい)の部分を食べる野菜です。

もちろん花だけでなく、葉っぱや茎も食べれるため、ブロッコリーは捨てるところがない野菜でもあります。

 

さらに、この茎は花蕾以上に栄養があり、ビタミンCは花蕾よりも多く含まれるほどです。

 

そのためブロッコリーは丸ごと食べるようにするといいですよ。

 

また、新芽がでて1週間くらいですぐに収穫する、ブロッコリースプラウトも栄養価が高く、抗酸化作用も高いため最近人気になってきています。

ブロッコリーの栄養について

ブロッコリーには、筋肉の元となるタンパク質をはじめ、ビタミン類が豊富です。

エネルギー 水分 タンパク質 脂質 炭水化物 食物繊維
33 138 4.3 0.5 5.2 4.4

七訂日本食品標準成分表 参照

タンパク質には「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」があり、ブロッコリーは植物性のタンパク質です。

 

この植物性タンパク質は動物性に比べて、脂質が少ないという特徴があります。

そのため、ブロッコリーはタンパク質が豊富なのに、炭水化物(糖質)や脂質が少ないため、筋トレだけでなくダイエットにも効果的な食材なのです。

 

牛丼チェーンの吉野家のメニューにある「ライザップ牛サラダ」は、白米の代わりにブロッコリーをしきつめて、高タンパクで低糖質の商品を提供しているそうです。

 

私も減量しようかなと思った時は、夜ご飯を白米の代わりにブロッコリーを食べるようにしています。

 

ブロッコリーを食べるメリット

では、ここからはブロッコリーを食べるメリットについてご紹介します。

 

筋トレの効果アップ

先ほどもお伝えしたように、ブロッコリーには筋肉の元となるタンパク質が100gあたり4.3gも含まれています。

そのため、ほかの野菜よりもタンパク質が豊富なため、筋肉の生成にはうってつけの野菜です。

 

また、ブロッコリーには女性ホルモンの一種である、「エストロゲン」の働きをを抑制する効果があります。

それにより、男性ホルモンの「テストステロン」の働きが増強するのです。

 

このテストステロンの働きが活発になると、筋力アップや闘争心アップなど、男らしさを増すことができます。

ダイエット効果あり

ブロッコリーには、ビタミン類も豊富に含まれています。

ビタミン

B1…糖分を分解する働き

B2…脂質の代謝を助ける働き

 

この、ビタミンB1とB2の働きにより糖質と脂質が分解され、体に溜めにくくすることができます。

また、ミネラルの一種である「クロム」も含まれていて、体内での糖質や脂質の代謝を助けてくれる働きがあります。

免疫力をアップさせる

ブロッコリーは免疫力アップには欠かせないビタミンCが豊富です。

このビタミンCは体内で合成することができないため、食事から摂取する必要があります。

成人では1日100mgの摂取が推奨されていますが、なんとブロッコリーには100gあたり120mgも含まれているのです。

 

つまり、ブロッコリーを食べるだけで1日分のビタミンCを摂取できるのです。

 

しかし、ビタミンCは水溶性ビタミンのため、茹でたりする調理法では茹で汁に逃げてしまいます。

それを防ぐためには、レンジや蒸したりする調理法がよいでしょう。

 

ちなみにブロッコリーの100gとは、大きさにもよりますが約4房くらいが目安です。

 

腸の働きを良くする

ポイント

水溶性食物繊維…腸内細菌のエサとなるため腸内環境が良くなる

不溶性食物繊維…胃や腸で水分を吸収してぜん動運動を促進し便秘の解消に効果あり

腸の働きを良くするためには、食物繊維の摂取が大切です。

そもそも食物繊維には水溶性と不溶性の食物繊維があり、このブロッコリーには不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

そのため、ブロッコリーを食べることでぜん動運動を促進し、便秘の解消が期待できます。

 

しかし、不溶性食物繊維は水に溶けないため、もともと便秘がひどい人は、かえって便秘がひどくなる場合もあります。

それを防ぐためにも、わかめや果物など水溶性食物繊維を摂取することが大切です。

 

ブロッコリーを食べるデメリット

ブロッコリーには「コリン」という成分が含まれています。

このコリンという成分は、腸内細菌によって「トリメチルアミンという物質に分解され、体内に蓄積されると強い体臭を放つことがあります。

 

そのため、デメリットとしたら体臭が臭くなりやすいということがあげられるでしょう。

 

しかし、お米やパンなどブロッコリー以外の食材にもコリンは含まれているため、あまり気にしなくてもよいでしょう。

 

【ブロッコリー】栄養についてのまとめ

ブロッコリーは、筋肉の元となるだけでなく、ダイエットや免疫力アップにも効果を発揮してくれる野菜です。

あなたも、日々の健康のために、食卓にブロッコリーを添えてみてはいかがでしょうか。

 

ブロッコリーがあなたの体を変えてくれますよ。