筋トレでダイエットすると体重が増えるのはなぜ?

痩せるために筋トレしたのに、逆に体重が増えたのはなんでだろう?
ダイエットしたいなら筋トレはしないほうがいいのかー?

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

・筋トレをすると体重が増える理由がわかる

・筋トレでダイエットはできるのかどうかがわかる

 

私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。

  

 

こういった私が疑問にお答えします。

 

筋トレでダイエットすると体重が増えるのはなぜ?

いざ痩せようと思って筋トレでダイエットを始めても、 逆に体重が増えてしまったなんていうことはありませんか?

その原因を3つほどご紹介します。

筋トレダイエットで体重が増える原因①筋肉量がアップした

まず1つ目は、筋肉量がアップしたことにより体重が増えることです。

筋肉と脂肪では筋肉のが重いので、筋トレをすると脂肪が減って筋肉が増えることにより体重が増えます。

 

筋肉と脂肪の比較

・脂肪の密度=0.9007g/cm3

・筋肉や骨の密度=1.100g/cm3

 

重さの違いは、筋肉:脂肪=1.1:0.9と、筋肉がわずか20%ほどですが重たくなっています。

グラムに直すと200gの差です。

つまり、筋肉量が増えると重くなるものだと思って、あまり気にしない方が良いでしょう。

しかも、筋肉がついてくるのは、筋トレを頑張って継続して3か月位たってからなので、すぐには変わらないですよ。

 

筋トレダイエットで体重が増える原因②食べ過ぎ

2つ目は、食べ過ぎより体重が増えることです。

 

体を動かすエネルギー源は糖質です。

その糖質は分解されるとグリコーゲンとなり、肝臓や骨格筋に貯蔵されます。

ただ、グリコーゲンは1個の分子に3倍もの水分が必要となります。

そのため、体内にグリコーゲンの量が増えることで、自然と水分量も増え、体重が増えてしまうのです。

逆に、糖質制限ダイエットをするとはじめにグッと体重が落ちるのは、グリコーゲンが減ることにより水分量が減ったからです。

やったことある人ならわかると思いますが、そのあとって、結構落ちにくいですよね。

 

また、 筋肉を増やすためにはタンパク質が必要です。

大体、筋肉をつけようと思ったら、体重1kg当たり1.5倍~2倍のタンパク質が必要となります。

そこで、タンパク質を摂るために、ご飯をたくさん食べてしまうと、返ってカロリーや糖質・脂質を摂りすぎてしまいます。

そのため、プロテインを活用して、うまくカロリーや糖質・脂質を抑えながらタンパク質を取りましょう。

 

筋トレダイエットで体重が増える原因③むくみ

最後の原因は、体のむくみにより体重が増えてしまうことです。

 

筋トレをすると筋繊維が破壊され、そこに炎症が起こり筋肉痛となります。

すると、筋繊維が破壊されることで老廃物が多く出され、腎臓での代謝が追い付かなくなります。

それが「むくみ」となるのです。

 

つまり、体内に水分が溜まっているだけなので、それもあまり気にしないようにしましょう。

 

筋トレでダイエットはできるのか

筋トレをして痩せることができるのかというと、しっかり出来ます。

 

先ほどもお伝えしたように、筋肉量が増えると体重が一時的に増えますが、その分基礎代謝も上がります。

基礎代謝とは、体温維持など人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことをいい、私たちが1日に消費するエネルギーの約70%を占めています。

そのため、基礎代謝が上がることにより、自然と痩せやすい体になってくれるのです。

 

だから、痩せるためにも筋トレを頑張りましょう。

 

とはいえ、筋トレだけでは痩せるのに限界があるので、痩せたいなら食事制限も少し取り入れましょう。

 

筋トレでダイエットについてのまとめ

筋トレでダイエットしようと思ったら、体重が増えてしまうことはあります。

ただ、痩せるためには筋トレをすることは大切です。

また、食事にも気をつけることも大切なので、あわせながら筋トレを続けていきましょう。

 

その際はプロテインも活用していって下さい。