【日焼けの効果】ビタミンDで筋力アップ!日焼けは良いのか悪いのか

2021年8月21日

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あなたは普段、日焼けはしますか?

 

外で仕事をする人ならまだしも、朝から晩までエアコンが効いた室内で仕事をする人は、あまり太陽の光を浴びる事がないのではないでしょうか。

私は後者の方で、デスクワークではないですが1日室内にいる仕事です。

 

ただ、日焼けが好きで、夏の間は仕事のお昼休みにシートとサンオイルを持って、近くの河川敷に行って日光浴に行きます。

だいたい30分位太陽の光を浴びてから仕事に戻るのですが、なぜか午後の仕事は「スッキリ気合い十分」で臨むことができるなと感じていました。

 

「それは何故なのか?」

と、特に考えた事はなかったのですが、ホンマでっかTV(2018/10/17) を観てハッと気付きました。

 

そこでは、『紫外線をあびると、快感物質である「βエンドルフィン」を増やすことが出来き、気分が高揚する効果がある』と言っていました。

 

さらに日光浴をすることで、ビタミンDの分泌が高まり、筋肉を発達させるテストステロンの量を増やす働きがあるというのです。

 

つまり、日焼けをすることで快感物質が分泌され、なおかつ筋肉の発達にも効果を発揮していたのです!

 

そこで今回は、そんな日焼けの効果についてご紹介します。

ポイント

・日光浴をするとビタミンDが高まる

・UVAは皮膚の奥まで届きやすい

・紫外線を浴びると、βエンドルフィンが分泌される

・紫外線対策も必要

 

日焼け効果はあるのか無いのか

まず、日焼けについて簡単にご紹介します。

日焼けとは、紫外線であるUVAとUVBを浴びることによって、皮膚が炎症を起こした状態です。

 

UVAはUVBに比べて皮膚の奥まで届きやすいという特徴があります。

 

1998年頃までは、赤ちゃんの健康のためには「日光浴をさせましょう」と母子手帳にも記載されていたという位、お日様に当たることは良いこととされていました。

しかし、オゾン層の破壊により紫外線が強くなってしまったため、赤ちゃんには日光浴より新鮮な空気を吸わせる外気浴が推進されています。

では、大人はどうなのでしょうか?

 

結論からいうと、紫外線を避けてばかりではなく、ほどほどには当たった方が良いということです。

 

もちろん当たりすぎて、皮膚がヒリヒリしたり、水ぶくれになってしまうような日焼けは控えるべきです。

しかし、日焼けをするメリットもしっかりとあります。

 

【日焼けの効果】ビタミンDで筋力アップ

日光浴をすることで、体内ではビタミンDが作り出されます。

 

このビタミンDは筋トレには欠かせません!

 

なんとビタミンDには、骨を強くしたり、筋力アップに欠かせないテストステロンの分泌を促してくれる働きがあるからです。

 

そのためビタミンDは、私を含め筋トレをしている人にとって、とても大切なビタミンなのです!

 

しかし、最近は日光浴をせず、紫外線から体を守りすぎている人が多くなっています。

トレーニング雑誌アイアンマンにもビタミンDについて紹介されています。

 

ビタミンDは確かにビタミンのひとつではあるわけだが、体内では精子の数を増やしたり、精子の働きを活発にしたり、テストステロンの量を増加させる働きを担っていて、そういう意味ではまさにステロイドホルモンそのものなのである。

ビタミンDは日光浴をすることで体内レベルを高めることが出来るのだか、最近は外出のたびに日焼け止め用いる人が増えている。(略)多くの人が日光浴で体内のビタミンDのレベルを高めることができなくなっているのだ。

IRON MAN 2015 5 No.299

 

つまり、最近は紫外線から体を守りすぎているため、体内でのビタミンDのレベルが高まらないでいるのです。

 

だから、日光浴の時間を作って、太陽の光をしっかりと当たることが大切なのです。

それにより、筋力アップにも繋がっていきます!

 

筋力アップの効果があるテストステロンについては、合わせてこちらをご覧下さい!

 

日焼け効果でやる気アップ

日焼けをしていると、脳内からβエンドルフィンという物質が分泌されます。

 

βエンドルフィンとは脳内で機能する神経伝達物質で、これが私をやる気にさせてくれた分泌です!

 

内因性モルヒネ物質で、哺乳類脳内の下垂体に存在し「モルヒネ」の様な働きが現れます。

このβエンドルフィンが鎮痛剤の役割をしています。

 

例えば、転んでケガをして、まだ傷が残っていても、徐々に痛みが引いてくるのは、このβエンドルフィンが働いているからです。

 

また、マラソンで長時間走っているときにβエンドルフィンが発揮されると、スッと気持ちよくなり、気分が高揚してくる「ランナーズハイ」になります。

そのβエンドルフィンが、日焼けをすると分泌されるというのです。

しかも、最低15分浴びるだけでその効果が現れてきます。

 

つまり、15分の日光浴を楽しむことでβエンドルフィンの働きにより、やる気がアップするのです!

 

日焼け効果を受けるための紫外線対策

日焼けを楽しむ上で私が愛用しているのは「コパトーン」です。

炎症を起こす紫外線のみをカットし潤いを与えてくれるので、日焼け後のヒリヒリが抑えられ、きれいに焼くことが出来ます。

 

日焼け効果についてのまとめ

太陽の紫外線は、皮膚ガンになるからあまり浴びるななどと言われてきました。

 

ところが、最近はまた考え方が変わって、しっかりと紫外線を浴びた方がいいと言われるようになりました。

もちろん、紫外線の浴びすぎは皮膚を傷めつけてしまいます。

しかし、避けてばかりではなく、紫外線と上手くお付き合いして、気分を上げてみてはいかがでしょうか。