【テストステロン】筋トレの効果も高める3つの特徴を解説

2021年1月1日

男らしい骨格や肉体、性格を作っているのが何か知っていますか?    

「男らしくありたい」

「男らしい肉体を作りたい」

 

それら男らしさは、男性ホルモンである「テストステロン」が作り出しています。

 

このテストステロンは、タンパク質の合成を促し筋肉を強くし男らしい体にしてくれるだけなく、日常的にやる気や闘争心をアップさせたりと、男らしい性格も作り出してくれます。

やる気がアップするということは、気持ちも明るくなり、ポジティブでいられるということです。

 

つまり、テストステロンが増えることで、男らしい体を作り出し、日々の生活でのやる気をアップさせてくれるのです。

 

そこで今回は、そんなテストステロンの効果についてご紹介します。

 

テストステロンとは

まず、テストステロンは男性ホルモンの一種で、女性の約20倍分泌され、男性の場合95%が睾丸で作られています。

そして、テストステロンは10代前半から分泌され始め、20代でピークを迎えます。

テストステロンの主な作用

・男性器の発達や筋肉の増強

・体毛の増加

・思春期の声変わり

などがあり、テストステロンがなければ男らしい体は作れないのです。

 

また、女性でもテストステロンの分泌量が多い人は筋肉がつきやすく、筋トレなどのトレーニング効果が出やすい傾向にあります。

 

テストステロンを増やすことで得られる効果

では、テストステロンが体に与える効果を3つお伝えします。

テストステロンを増やす効果①筋肉を強くし筋トレの効果を高める

テストステロンが増えることで、筋肉を強くする働きがあるため筋トレの効果が高まります。

 

ポイント

・タンパク質同化→摂取したタンパク質を筋肉に変える働き

 

ドーピング違反となるステロイドは、このテストステロンと同じ作用を持っています。

 

摂取すると筋肉細胞でタンパク質の合成を促進し、タンパク質の分解を抑制させる効果があります。

 

そのため、重量上げなどの競技で筋肉を肥大させ、力をつける為にステロイドが使われていました。

 

テストステロンを増やす効果②肥満を予防する

テストステロンが減少するとタンパク質の分解が進むため、筋肉が減ってしまいます。

すると、筋肉量が減ることにより基礎代謝も落ちてしまい、太りやすくなります。

 

筋肉と脂肪は同じ間葉系幹細胞から作られており、そこに運動の刺激や男性ホルモンの刺激が加わると筋肉増強が促進されますが、それがないと当然脂肪に変わっていきます。テストステロンの分泌量は20代がピークですが、これを少しでも上げることで、幹細胞が刺激され、筋肉が作られやすくなります。

Tarzan ホルモンがカラダを救う 2013/12/12

 

つまり、テストステロンを増やすことで、筋肉量も増えて基礎代謝があがり、結果肥満の予防・痩せやすい体になります。

 

テストステロンを増やす効果③やる気・闘争心など精神力アップ    

闘争心やモチベーションを上げるのはテストステロンで、精力をアップさせるとともに「男性を攻撃的」にさせる男性の象徴ともいえるホルモンです。

 

別名「勝利のホルモン」とも呼ばれていて、褒められたりいいことがあれば上昇し、けなされたりイヤなことがあると低下します。

 

思春期に起こる反抗期にも関係していて、反抗期が訪れるのはテストステロンが原因といわれています。

さらに危険探求心やチャレンジ精神が旺盛になるのも影響のひとつでしょう。

よく若者の男性がムチャな行動をするのもテストステロンの影響を受けている部分があるのです。

また、テストステロンが高まることにより、自信が湧き出てきます

トップアスリートが前向きで明るい性格の人が多いのは、テストステロンの影響も大きいのです。

 

つまり、テストステロンの分泌を増やす事で、モチベーションが上がり、前向きになれるため、仕事やプライベートによい影響を与えることができます。

 

テストステロンを減らす生活習慣

テストステロンを増やすためには食事や筋トレをするなど、生活習慣全般に気をつける必要があります。

テストステロンを減らしてしまう原因

・ストレス

・睡眠不足

・偏った食事

テストステロンを減らす原因①睡眠不足とストレス

睡眠不足やストレスにさらされている状態は、体内でストレスホルモンの「コルチゾール」のレベルが上昇します。

 

このコルチゾールは、異化分解ホルモンのため、テストステロンの分泌を抑制してしまうのです。

テストステロンとコルチゾールの関係はシーソーのようで、一方が上がればもう一方は下がります。

 

つまり、コルチゾールの分泌を抑制させ、テストステロン優位の状態にしておく事が大切なのです。

 

そのためには、しっかりと睡眠を取り、7時間の睡眠を心がけましょう。

 

テストステロンを減らす原因②お酒は控える

大量の飲酒をしてしまうと、テストステロンは減少してしまいます。

しかし、適量であればテストステロンの分泌を高めてくれるので、缶ビール1本など飲む際はほどほどにしましょう。

 

テストステロンを減らす原因③偏った食事を見直す

痩せるために糖質制限など、炭水化物を減らしすぎる食事はテストステロンの分泌を減らしてしまいます。

そのため、しっかりとバランスの良い食事を心がけましょう。

 

また、日頃から卵や牛乳、お肉などを食べ、タンパク質をしっかり摂取した方が良いでしょう。

しかし、食事で取るには限界がありますので、そんなときはプロテインなどのサプリで補助的に摂取するのもオススメです。

私はソイプロテインのプレーンの砂糖無しのココアパウダーとともに飲んでいます。

 

テストステロンを増やすために筋トレをする

テストステロンを増やすために、スクワットなど大きな筋肉を刺激する筋トレも大切です。

筋トレをしているとベンチプレスを頑張ったりと、上半身を中心に鍛えてしまいがちになります。

 

そのため、テストステロンを効果的に増やすために、やはりデッドリフトやスクワットなど下半身を鍛えていく必要があります。

 

また、自宅でもおこなえるブルガリアンスクワットも効果的でしょう。

 

スクワットについてはこちらを合わせてご覧下さい!

テストステロンを増やすために亜鉛を摂取する

テストステロンを高めるためには亜鉛を摂取することも大切です。

 

トレーニング雑誌のIRON MANにもこんなことが書かれています。

亜鉛は体内でテストステロンを積極的に作り出す際に用いられる物質であり、亜鉛があるからこそコレステロールが遊離テストステロンに変換されたのである。

亜鉛は微量栄養素として見なされているが、さまざまな食材に含まれる物質だ。ただ、それらの食材を日頃からよく食べるというアスリートは決して多くない。

また、発汗によっても体内の亜鉛は喪失されるため、アスリートは総じて亜鉛不足の傾向にある。亜鉛を摂取するなら、一日25~45mgを目安にするといい。

IRON MAN 2018 No.331

テストステロンを増やすためには亜鉛の摂取も忘れずにしましょう。

 

オススメの食材は、亜鉛とテストステロンの材料となる善玉コレステロールが豊富な卵です。

【テストステロン】効果についてのまとめ

日々の生活習慣を見つめ直し、テストステロンを増やす事が、筋トレの効果をアップさせ、仕事やプライベートも充実させる要素になります。

あなたも、筋トレの効果を高めていきたいのであれば、テストステロンを増やす生活をしていきましょう。

 

そして、プロスポーツ選手も愛用している、テストフェンというサプリメントは、テストステロンを増やして筋力アップなどボディメイクに効果があります。

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