WPHのプロテインとは?【効果や特徴を解説します】

2021年8月29日

WPHのプロテインってなんだろう?プロテインを選んでるんだけど、
WPC製法、WPI製法、CFM製法とかいろいろあるけど違いがわからないんだよなー。あと、WPHのプロテインを飲むメリットがあるなら教えてほしいな。

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

・WPHのプロテインとはなにかわかる

・WPC、WPI、CFM製法との違いがわかる

・WPHのプロテインを飲む効果がわかる

 

私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。

  

 

15年の間にさまざまなサプリを試して飲んでいて、もちろんWPHのプロテインも飲んでいます。

今回は、こういった私が疑問にお答えします。

 

WPHのプロテインとは

まず、WPHのプロテインとは、WBC製法で作られたホエイプロテインをペプチド状態にしたものです。

正式名称は、Whey Protein Hydrolysate(加水分離乳清タンパク質)で、ホエイプロテインを加水分解して細かくしたものなので、体内への吸収が早いのが特徴です。

だから、トレーニング前やトレーニング中に飲むことでパフォーマンスの向上に繋がります。

 

私自身WPHのプロテインを筋トレ中に飲むようになってから、いつもの限界からプラス1レップできるようになりました。

この限界からの1レップって意外と効きます。

筋肉の成長にもつながるので、トレーニング前やトレーニング中に飲むとよいでしょう。

もちろんトレーニング後に飲んでも大丈夫です。

 

 

WPC製法・WPI製法・CFM製法の違い

まず、それぞれの正式名称は以下の通りです。

 

名称

WPC:Whey Protein Concentrate(濃縮乳清タンパク質)

WPI:Whey Protein Isolate(分離乳清タンパク質)

CFM:Cross flow microfiltion (クロスフローマイクロフィルトレーション)

 

難しい名前が並んでいますが、特に名称を覚える必要はありません。

覚えるべきなのは、それぞれの特徴です。

WPC製法の特徴

WPC製法とは、濃縮膜処理方法とも呼ばれる製法です。

これは、フィルターで乳清を膜処理し、 そこでろ過して得られた液体を濃縮する方法です。

 

特徴としては以下の感じです。

特徴

・タンパク質含有量は75~80%くらい

・糖質や脂質は多い

・ビタミンやミネラルの含有量が多い

・価格が安い

 

WPC製法で作られたプロテインのタンパク質含有量は、だいたい75%~80%です。

なんといってもWPIプロテインよりも値段が安く、コスパに優れているのが魅力的です。

 

だからプロテインが初めての人にはちょうどいいかもしれません。

 

WPI製法の特徴

WPI製法のプロテインは、WPC製法で分離されたタンパク質をさらにイオン交換して作ります。

そのため、脂質や糖質などタンパク質以外の成分の大半が除去されるので、純度の高いプロテインを作ることができます。

 

特徴は以下の感じです。

特徴

・タンパク質含有量が80~90%くらい

・糖質や脂質が少ない

・ビタミンやミネラルの含有量が少ない

・価格が高い

 

乳糖も除去されるので、牛乳の風味が苦手な方や、乳製品を取るとお腹が痛くなる方におすすめのプロテインです。

 

しかし、ビタミンやミネラルまで除去されてしまっているので、不足しないように補っておくことが大切です。

特にビタミンBはタンパク質の吸収を助ける働きがあるので、ビタミン剤も一緒にとっておくと良いでしょう。

 

 

CFM製法の特徴

CFMとは、「ウルトラフィルター」と「セラミックマイクロフィルター」の2つのフィルターを組み合わせてプロテインを作る製法です。

 

この2つの膜を通して分離させていく製法なので、変性したタンパク質や乳糖、脂肪分が取り除かれた純度の高いプロテインを作ることができます。

タンパク質含有量も85%以上あるので、体作りに必要なタンパク質をしっかり摂取できるようになっています。

例えば、ゴールドジムのプロテインは、このCFM製法で作られたプロテインです。

 

特徴は以下の感じです。

ゴールドジムCFM ホエイプロテインの主成分CFMホエイたんぱく質は、独自の膜処理技術によって製造された高タンパク質・低脂肪のホエイプロテイン(WPI)です。

 

ちょっと値段はお高めですが、体を変えていきたい人にはおすすめです。

 

 

 

WPHのプロテインを飲む効果

では、WPHのプロテインを飲む効果は何でしょうか?

3つほどご紹介します。

その①タンパク質含有量が多い

まず1つ目は、タンパク質含有量が多いことです。

 

タンパク質含有量はWPIよりも少ないですが、 WPCよりは多くなっています。

ただ、体内への吸収が早いので、表示されているタンパク質含有量の大半を吸収することができます。

 

その②吸収が早い

2つ目は、吸収が早いということです。

 

吸収のスピード順位

WPC<WPI<WPH

 

この先ほどお伝えしましたが、分子が非常に細かいため体内への吸収を早くなっています。

 

だから、WPI製法よりもタンパク質含有量が少ないですが、吸収が早いのでトレーニング中に飲むのもおすすめです。

 

その③パフォーマンス向上

3つ目は、パフォーマンス向上の効果です。

 

トレーニングをしているとエネルギーが消費され、徐々に枯渇してきます。

その状態で、トレーニングを続けていると、筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。

さらに、トレーニングのパフォーマンスも低下してきます。

すると、いくら頑張っても筋肉が成長してきません。

 

そこで、BCAAやEAAなど、ロイシンを摂取しながらトレーニングをおこなうことで、パフォーマンスが向上します。

 

そのことについての研究結果もでています。

持久運動前または運動中のBCAA(30〜35%ロイシン)の摂取は、タンパク質分解の正味の速度を防止または低下させ、精神的および身体的パフォーマンスの両方を改善し、筋グリコーゲン分解および筋グリコーゲン貯蔵の枯渇に節約効果をもたらす可能性があります。

ロイシン補給と集中トレーニング

 

そして、このWPHのプロテインは、すべてのアミノ酸が入っているアミノ酸スコア100で、分子も細かく吸収が早いので、トレーニング中に飲むことでパフォーマンスも向上します。

 

私自身も先ほどお伝えしたように、エネルギー消費の激しい高重量を扱うトレーニング中には、必ず飲むようにしています。

 

【WPHのプロテインとは】のまとめ

WPHのプロテインは吸収も早くタンパク質含有量も多いので、今までよりもパフォーマンスを上げたい人におすすめです。

まだ試していない人は、1度試してみてはいかがでしょうか。