ベンチプレスの効果はどのくらいの期間で出る?【すぐに結果はでません】

2021年9月7日

ベンチプレスをはじめたんだけど、効果ってどのくらいの期間で現れるのかな?早く高重量を上げてみたいなー。ただ、重量が伸びなくなったりする時期が来るだろうけど、そんな時はどうすればいいんだろう?
なにかいい方法があったら教えてほしいな。

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

・ベンチプレスの効果はどのくらいの期間で出るのかわかる

・ベンチプレスが伸びなくなった時の対処法がわかる

 

私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。

  

 

ゴールドジムで筋トレを始めて5年近くなり、現在はベンチプレス120kgを上げるために日々頑張っています。

今回は、こういった私が疑問にお答えします。

 

ベンチプレスの効果はどのくらいの期間で出る?

結論から言ってしまうと、ベンチプレスの効果が出るのは3ヶ月~1年はかかります。

 

「えっ、そんなかかるの?」

「そんな短期間じゃ出ないでしょ」

と、いろんな反応がありそうです。

 

この効果が出る期間は、設定した目標トレーニングの頻度によって大きく変わります。

例えば、体つきを変えたいと思うのであれば、 3ヶ月もあれば変わってきます。

しかし、ベンチプレス100kgを上げるなど、重量の目標を設定した場合は1年や2年かかることもあります。

私の場合は、ゴールドジムで筋トレを始めて、ベンチプレス100kgを上げるという目標を立てましたが、2年かかりました。

 

つまり、ベンチプレスの効果が出る期間というのは、自分の目標によって変わるということです。

ベンチプレスの効果を高める頻度

では、ベンチプレスの効果を高めていくために、どのくらいの頻度でやっていけばいいのでしょうか?

 

これは、週に2回~3回くらいやるのが効果的です。

というのも、ベンチプレスに限らず、筋トレで同じ部位ばかりを連続して鍛えてしまうと、筋肉が回復することができなくなってしまいます。

 

もう少し詳しくお伝えすると、筋肉に負荷を入れると、筋繊維が破壊されます。

そして、この筋繊維が修復される過程で、前よりも強く太くなっていくのですが、その際に休息を与えないと傷ついた筋繊維が回復しません。

すると、反対に筋繊維はかえって萎縮してやせ細ってしまい、せっかくのトレーニングが無駄になってしまいます。

 

そのため、トレーニングの効果を高めるためにも、しっかりと休息を与えることが大切なのです。

ちなみに、ベンチプレスで鍛えられる「大胸筋」は、約48時間で回復するといわれているので、中2日は空けてからやるのが効果的と言えるでしょう。

私自身は、週に2回ベンチプレスをやるようになってから、重量が伸びるようになりました。

 

だから、ベンチプレスの効果を高めるためにも、週2~3回くらいの頻度でやるようにしてください。

ベンチプレスが伸びなくなった時の対処法

ベンチプレスに限らず、筋トレをしていると重量が伸びなくなる時期がきます。

では、そんな時はどうすればよいでしょうか?

そんな時の対処法を3つほどご紹介します。

その①重量やセット数を変える

まず1つ目は、重量やセット数を変えるということです。

 

重量やセット数はいつも同じようにやっていると、だんだん体がその刺激に慣れてしまいます。

すると、筋肉への刺激もマンネリ化して慣れてきてしまい、重量も伸びなくなってきます。

 

この状態を「プラトー」といい、抜け出すためには刺激を変えることが大切です。

 

刺激の変化

高重量・低レップ→低重量・高レップ

3セット→5セット

ベンチプレス→ダンベルプレス・ディップス

 

例えば、いつも10レップできる重量でやっているのであれば、軽い重量で15レップやってみたり、セット数を増やしてみるのも良いでしょう。

そうやって、いろんなバリエーションで刺激を入れてみると、筋肉にいい刺激が入るようになります。

 

 

さらに、ディップスやダンベルプレスなどを行うことで、大胸筋にベンチプレスとは違った刺激を入れることができます。

そのようにして刺激を変えていくことで、大胸筋を効果的に鍛えていくことができ、ベンチプレスも伸びてくるでしょう。

 

私の場合も、停滞していたころにダンベルブレスを取り入れたら、ベンチプレス100kgに届くようになりました。

 

その②生活習慣を変える

2つ目は生活習慣を変えるということです。

 

生活習慣っていわれると、ずいぶんざっくりしていますが、特に大切なのは「睡眠」です。

睡眠をしっかり取ることで、成長ホルモンの働きにより筋肉の合成と修復が行われます。

 

そのことについて、トレーニング雑誌アイアンマンにも書かれています。

筋発達の反応が最も活発になるのは、私たちが寝ているときだ。眠りにはパターンがあるのだが、深い眠りに入っているとき、私たちの身体の中では成長ホルモンの分泌が活発になっている。このホルモンはアナボリックホルモンのひとつで、筋発達反応をもたらし、疲労回復を促してくれる。

IRON MAN 2020 8 No,362

 

つまり、しっかりと睡眠を取ることで、筋トレで傷ついた筋繊維が修復され強く太くなっていくのです。

 

そして、そのために必要な睡眠時間は最低7時間です。

しかし、日本人の平均睡眠時間は、約6時間半くらいと言われています。

 

だから、もしあなたがベンチプレスで伸び悩んでいるなら、睡眠がしっかり取れていないことにより、筋発達や疲労回復が遅れている可能性があります。

そのため、今一度自分の睡眠について確認してみましょう。

 

 

その③サプリメントを活用する

最後はサプリを変えるということです。

 

サプリにもいろいろあります。

例えば、プロテインのタンパク質の含有量というのは各メーカーによって違います。

そのため、いつも同じメーカーを使うのではなく、ちょっと違ったメーカーを飲んでみるのもありかもしれません。

私がベンチプレス110kgくらいで停滞していた時に、MPNのホエイアイソレートをトレーニング前やトレーニング中に飲むようになったら、ベンチプレスだけでなく全体的に伸びるようになりました。

 

このアイソレートは変な苦みもなくて、体内への吸収が早く、筋トレ時の効果も実感できます。

高重量での筋トレでは、いつもの限界からプラス1レップ~2レップできるようになります。

これは大きな違いです。

だから、もし飲んだことがない方であればおすすめです。

 

ベンチプレスの効果でる期間のまとめ

ベンチプレスの効果が出る期間は、目標によって変わりますが、3か月も続ければ体は変わってきます。

しかし、重量の目標があるならもっと期間は長くなるので、気長にやってみて下さい。

そして、ベンチプレスが伸びない時期は必ず出てくるので、刺激を変え、睡眠を取り、サプリメントも変えてみるものひとつの方法なので、いろいろ試してみて下さい。