ベンチプレスとチェストプレスの違いは?【やり方やポイントも解説】

よーし、厚い胸板を手に入れて男らしくなるぞー。
ただ、いきなりベンチプレスやるのもなー。っていうか、同じ胸を鍛えるのにベンチプレスとチェストプレスの違いってなんだろ?同じ重量をやっても負荷のかかり方は違うのかな?

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

・ベンチプレスとチェストプレスの違いがわかる

・チェストプレスをやるメリットがわかる

 

私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。

  

 

ゴールドジムで筋トレを始めて5年近くたちますが、胸トレは大好きでベンチプレスを日々頑張っています。

今回は、こういった私が疑問にお答えします。

 

ベンチプレスとチェストプレスの違いはなに?

まず結論から言ってしまうと、ベンチプレスとチェストプレスの1番の違いは、「胸をピンポイントで鍛えるか」「胸だけでなく補助筋も同時に鍛えることができる」の違いです。

 

チェストプレス

・安全に追い込めるのでケガが少ない

・バランスが安定している

・大胸筋に負荷をかけやすい

ベンチプレス

・上半身全体を鍛えられる

・バランス感覚が養われる

 

大胸筋のみを鍛えたいなら、ベンチプレスをやってもチェストプレスでも変わりません。

むしろ、マシンで軌道が固定されたチェストプレスのほうが、ピンポイントに胸へ負荷を入れやすかったりします。

さらに、チェストプレスのほうが軌道が一定なので肩などのケガも少なく、重量の設定もピン1つでできてしまうので、初心者にはおすすめです。

 

ただ、ベンチプレスは胸だけでなく、上腕三頭筋・三角筋・体幹などの補助筋も同時に鍛えることができるので、上半身にかかる負荷は大きくなります。

また、ベンチ100kgを上げるなど、目標を立てやすかったり、やってる感があるのでモチベーションも高くなります。

 

だから、私はベンチプレスのほうが好きです。笑

 

ベンチプレスで鍛えられる部位については、あわせてこちらもご覧ください。

 

チェストプレスをやるメリット

では、ベンチプレスではなくチェストプレスをやるメリットを3つほどご紹介します。

その①初心者が扱いやすい

まず1つ目は、初心者が扱いやすいということです。

 

チェストプレスはマシンに座って行うメニューなので、フォームは難しくなく、バーを押し込むことだけに集中していくことができます。

 

また、重量の設定もピンを指す位置を変えるだけで簡単にできます。

だから、ベンチプレスのようにプレートをつけたり外したりという煩わしさはありません。

 

そのため、筋トレ初心者だけでなく女性や高齢者でもとても扱いやすくなっています。

 

その②ピンポイントで大胸筋を狙える

2つ目は、ピンポイントで胸を狙えるということです。

 

チェストプレスは、マシンのフレームが重りを支えているので、ベンチプレスのように自分でバーを支える必要がありません。

そのため、軌道が固定され、ピンポイントで胸に効かせることができます。

 

ただ、バーを押し込んだときに、肘を完全に伸ばしきると、上腕三頭筋に負荷がかかってしまいます。

だから、もし胸だけに刺激をしれたいなら肘が伸びきる手前でバーを戻しましょう。

 

そうすることで、胸だけをきっちり狙うことができます。

 

その③ケガをしにくい

最後はケガをしにくいということです。

 

チェストプレスはマシンで行うメニューなので、軌道が固定されています。

そのため、肩などへの負担も軽減できるのでケガが少ないというメリットがあります。

 

また、ベンチプレスでやると肩が痛いという人にも、チェストプレスはちょうどいいかもしれません。

 

もし、バーを押し込むときに手首が痛くなったり違和感がある場合は、リストラップで手首を固定しましょう。

そうすることで、手首にかかる負担を軽減させることができます。

 

 

チェストプレスのやり方とポイント

チェストプレスの基本的なやり方とポイントをご紹介します。

 

やり方

①マシンの椅子の高さをあわせる
②足裏を地面につける
③胸を張った状態でグリップを握る
④肘は伸ばしきらないように前に押し出す
⑤ゆっくり元に戻す

ポイントは胸を張った状態でおこない、肘は伸ばしきらないことです。

先ほどもお伝えしたように、肘を伸ばしきってしまうと大胸筋にかかる負荷が、上腕三頭筋に分散してしまいます。

 

そのため、ポイントを抑えつつチェストプレスをおこなっていきましょう。

 

ベンチプレスとチェストプレスの違いのまとめ

ベンチプレスとチェストプレスの違いは、全体的に鍛えるかピンポイントで鍛えられるかの違いです。

それぞれにメリットがあるので、うまく取り入れながら筋肉を成長させていきましょう。