スクワットがメンタルを向上させる【やらないと変わりません】

なんかスクワットをするとメンタルが高まるっていうけどどうなだろう?
ホルモンとかも関係してるみたいだけど、スクワットがメンタルを高める効果を教えてほしいな。

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

・スクワットがメンタルを高める理由がわかる

・スクワットをして分泌されるホルモンがわかる

 

私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。

  

 

こういった私が疑問にお答えします。

 

スクワットがメンタルを向上させる理由

スクワットをやることで、メンタルは高まる理由は、ホルモンの分泌・成長を感じる・姿勢が良くなるということです。

スクワットがメンタルを向上させる理由①ホルモンの分泌

まず1つ目は、ホルモンの分泌が増えることです。

 

スクワットをすることで、テストステロン・セロトニン・ドーパミンなどのホルモンが分泌されます。

簡単に働きをお伝えすると、テストステロンはやる気のアップ、セロトニンは幸福感や不安の軽減、ドーパミンもやる気や幸福感に繋がるホルモンです。

 

そのため、これらのホルモンが分泌されることで、メンタルにいい影響を与えてくれるのです。

これについては、この後詳しくお伝えします。

 

スクワットがメンタルを向上させる理由②成長を感じる

2つ目は成長を感じられるということです。

 

ふと思い出してほしいのですが、最近何か「自分が成長したな」という出来事はありましたか?

何かあるという人はいいですが、何もないという人は目標などもなくただ過ごしている場合が多いです。

 

そんな人は、スクワットなどの筋トレをやることで、自分の成長を感じやすくなります。

 

例えば、目標の重量を設定して、その目標に向かって頑張っているうちに、

あっ、前はこの重さ上がらなかったけど、上がるようになったなー」

と、いうことがよくあります。

 

これは自分が成長したんだなと実感できる出来事の1つです。

 

このように感じることはとても大切で、繰り返し行なっているうちに達成感を感じると分泌される「ドーパミン」というホルモンが活発になります。

それよりメンタルも向上していくのです。

 

スクワットがメンタルを向上させる理由③姿勢が良くなる

最後は、姿勢が良くなるということです。

 

姿勢が悪くなるデメリット

・自律神経が乱れる

・代謝が悪くなって太りやすくなる

・肩こりや腰痛になりやすくなる

 

まず、姿勢が悪くなることで肋骨をうまく広げられなくなって、呼吸が浅くなります。

実際にやってみるとわかると思いますが、猫背のように背中を丸くした状態で深呼吸ってできないですよね。

すると、交感神経が優位に働きやすくなり、血行不良を起こします。

 

それにより、

「体がだるくなる」「代謝が悪くなって太りやすくなる」

といった状態になります。

 

さらに、姿勢が悪いことにより、肩こりや腰痛の原因にもなるので体の悩みが多くなってくるのです。

そうすると、負のスパイラルのようになり、自然と気分が落ち込んできます。

 

そのため、日頃からスクワットをやって全身の筋肉を鍛えておくことで、気分転換になるだけでなく、姿勢が良くなってメンタルも向上してきます。

また、姿勢が良くなることで相手からの印象も変わりますので、姿勢をよくすることはいいことずくめなのです。

 

スクワットがメンタルに影響を与えるホルモン

ここからは、メンタルに影響を与えるホルモンについてお伝えします。

その①テストステロン

まず1つ目はテストステロンです。

 

テストステロンは男性ホルモンの一種で、筋肉の合成を促す働きがあります。

 

テストステロンの働きはこんな感じです。

テストステロンの働き

・筋肉の合成促進

・脂肪の燃焼

・闘争心アップ

 

このテストステロンは筋肉を刺激することで分泌されます。

そのため、テストステロンを増やすために効果的なのがスクワットです。

スクワットは、全身の70%を占めている下半身の筋肉に効果的に刺激を入れることができます。

 

それにより、テストステロンの分泌が高まり、メンタルにいい影響を与えるのです。

 

その②セロトニン

2つ目はセロトニンです。

 

セロトニンは、三大神経伝達物質の1つで、別名「幸せホルモン」と呼ばれています。

この幸せホルモンが増えることで、メンタルが安定し明るくポジティブになれます。

 

セロトニンの働きはこんな感じです。

セロトニンの働き

・精神を安定させる

・頭の回転を良くする

・安心感を高める

 

そんなセロトニンは「朝日を浴びる」「タンパク質を多く摂る」「ストレス発散させる」ことで分泌が促されます。

さらに、もう一つ大切なことが適度な運動です。

スクワットやウォーキングのような、単調な動き(リズム運動)をおこなうことで、セロトニンの分泌が促されていきます。

そのため、日常生活の中にスクワットを取り入れることでセロトニンが分泌され気分がよくなるのです。

 

あと、必須アミノ酸であるトリプトファンがセロトニンの材料となるため、食事やプロテインでタンパク質を摂っておくことが大切です。

脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする。必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつです。視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに高濃度に分布しています。

セロトニン e-ヘルスネット

 

その③ドーパミン

3つ目はドーパミンです。

 

ドーパミンも、三大神経伝達物質の1つで、達成感などを感じると分泌されるので「報酬系ホルモン」と呼ばれています。

このドーパミンが多く分泌されると、やる気を巡らせ、前向きな気持ちになるなどメンタルにいい影響を与えます。

 

そのため、メンタルを向上させるためにはドーパミンを分泌させることが大切です。

 

そんなドーパミンの分泌を促すのがスクワットです。

スクワットはマシンやダンベルなどの器具を使わなくても、自分の体重を使っておこなうことができます。

つまり、誰でも簡単に始めることができます。

さらに、腕立て伏せや腹筋などよりも大きな筋肉を刺激できるのでトレーニング効果も高めです。

 

そして、ここで大切なことが、しっかりと目標をたてておこなうということです。

 

例えば、

「毎日50回やる」

「100kgのバーベルを担いでスクワットできるようになろう」

「下半身の筋肉をがっしり大きくしたい」

「脚を引き締めたい」

 

など、自分の中で目標を立て実行させていくことが、ドーパミンを高めるポイントとなります。

 

スクワットがメンタルを向上させる理由のまとめ

スクワットは、ホルモンの分泌を活発にし、全身を鍛えて姿勢を良くしていくことができます。

 

さらに、自宅で簡単に道具も使わずトレーニングできるので、メンタルを高めるためには効果的なメニューです。

だから、あなたもスクワットをやって気分をスッキリさせてみてはいかがでしょうか。