ストレッチをやっても柔らかくならないのはなぜ？【基本が大切です】
最近ストレッチを頑張ってやってるんだけど、全然柔らかくならないのはなんでだろう？なんか、ストレッチのやり方や効果的なタイミングがあったら教えてほしいな。
こういった疑問にお答えします。
・ストレッチをやっても柔らかくならないのはなぜかわかる
・ストレッチをやるタイミングがわかる
私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。
こういった私が疑問にお答えします。
ストレッチをやっても柔らかくならないのはなぜ？
まず結論から言ってしまうと、ストレッチをやっても柔らかくならないのは、やり方を間違っているからです。
そもそも、ストレッチをやる際には、いくつかポイントがあります
その①正しいやり方を意識する
まず1つ目は、正しいやり方を意識するということです。
ストレッチは反動をつけてガンガンやってしまったり、10秒くらいしか伸ばさなかったりすると、あまり効果がありません。
また強いストレッチをおこなってしまうと、筋肉がこれ以上伸びないように、筋肉が反射的に縮こまろうとする「伸張反射」が起こります。
すると、それをいくら続けていても効果があまり出てきません。
そのため、まずは正しいやり方を身につけることが大切なのです。
そして、ストレッチにおいて基本的なポイントは以下の感じです。
ストレッチングを実施する際に注意すべき原則は5つあります。「1. 時間は最低20秒」「2. 伸ばす筋や部位を意識する」「3. 痛くなく気持ち良い程度に伸ばす」「4. 呼吸を止めないように意識する」「5. 目的に応じて部位を選択する」ということです。
e-ヘルスネット ストレッチングの実際
これは、厚生労働省が運営しているe-ヘルスネットに書かれているもので、さらに、日本理学療法士協会が男女20名におこなった実験では、
ストレッチの持続時間として10秒では、不十分であることが示唆された。20S、60Sでは、男女とも統計的に有意な低下を認め、ストレッチの持続時間として、20秒～60秒は有効であることが考えられた。
静的ストレッチングの効果的な持続時間について
とあります。
私自身もそうですが、自分の頭の中で数をかぞえると、どうしても早くなってしまいます。
なので、スマホのストップウォッチなどを活用して、呼吸を意識しながら、じっくりと20秒は頑張って伸ばすようにしましょう。
https://jiyuukimama2.net/2021/09/09/stretch-hardその②体を温めてからおこなう
2つ目は、体を温めてからおこなうということです。
筋肉は寒くて冷えている状態や寝起きの時などは、上手く筋肉が伸び縮みしません。
そして、その状態で無理に筋肉を伸ばしてしまうと、返って筋繊維を痛める可能性があります。
なので、ストレッチをする際は入浴後にやったり、運動後にやるなど体が温まっている時にやるようにして下さい。
その③継続的におこなう
3つ目は、継続的におこなうということです。
ストレッチは1回2回やっただけでは効果が現れるわけではありません。
1日5分でもいいので、3ヶ月ぐらい継続してることで少しずつ効果が現れてくるのです。
そして、これはストレッチに限った話ではありません。
ベンチプレスやスクワットといった筋トレも、1回2回やっただけで筋肉ムキムキになるわけではないように、ストレッチも継続的におこなうことで、徐々に筋肉が変わってくるのです。
なので、すぐに成果が出るものではないと思って、継続でやるようにしましょう。
ストレッチをやるタイミング
では、実際にストレッチはどのタイミングでやると良いでしょうか？
これは、いつやっても構いません。
大切なことは、自分がストレッチがルーティンとして継続的におこなえる事なので、自分が続けやすい時間にやるようにしましょう。
ただ、その中でも継続しやすくておすすめの時間は、入浴後や夜寝る前です。
例えば、入浴後の時間は、体が温まっているので、筋肉が伸びやすくなっています。
また、寝る前にやることで副交感神経が優位に働くようになり、睡眠の質も良くなるので、疲労回復やストレス解消にもつながります。
そのことについては、あわせて下の記事も参考にしてみてください。
ストレッチをやっても柔らかくならないことのまとめ
ストレッチをやっても、なかなか柔らかくならないのは、やり方が間違っているからです。
大切なポイントは、反動を付けずにじっくりと筋肉を伸ばすようにしたり、20秒以上かけて伸ばすことです。
また、筋肉を温めてから伸ばす方が、より効果も発揮されます。
そして何より、ストレッチはやり始めてもすぐに効果が出ないものだと思って、3ヶ月は頑張るようにしましょう。
そうすることで、少しずつ体が変わっていきます。