ストレッチは食後にやってはいけない?【効果的なタイミングを紹介】
ストレッチを習慣的にやろうかなと思ってるけど、食後ってあんまりやらないほうがいいのかな?もし、ストレッチをやる効果的なタイミングがあれば教えてほしいな。
こういった疑問にお答えします。
・ストレッチは食後にやってはいけないのかがわかる
・ストレッチをやるタイミングがわかる
私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。
こういった私が疑問にお答えします。
ストレッチは食後にやってはいけない?
まず結論から言ってしまうと、ストレッチは食後にやってはいけません。
それは、食後というのは消化・吸収のために、胃や腸に血液が集まっているからです。
もし、その際にストレッチをしてしまうと、筋肉にも血液が行ってしまい、消化吸収に必要な血液が不足してしまいます。
すると、消化不良をおこして胃もたれなどの原因になってしまうのです。
そのため、ストレッチは食後すぐにはやらず、20分~30分くらいしてからやるようにしましょう。
ストレッチをやるタイミング
では、ストレッチをやるタイミングはいつがいいのでしょうか?
その①寝る前
まず1つ目は、寝る前です。
睡眠というのは人間にとって最も大切な行為で、体の疲れを取ったり、筋肉の修復や成長というのは寝ている際におこなわれます。
そのため、質の良い睡眠をとることが大切になります。
この質の良い睡眠をとるための準備として効果的なのが「ストレッチ」です。
それは、ストレッチをおこなうことで、副交感神経が優位に働きやすくなるからです。
それにより、体がリラックスして「スっと」睡眠に入りやすくなります。
そして、スっと深い睡眠に入れることで「成長ホルモン」が分泌され、それにより体の疲れが取れたり、筋肉の修復や成長が促されるのです。
だから、寝る前にストレッチをして副交感神経を優位に働かせるようにしましょう。
その②トレーニング前後
2つ目は、トレーニング前後です。
トレーニングの前後にストレッチをやることは、ケガの予防や疲労回復につながります。
特に、トレーニング後にストレッチをしないと、筋肉が硬くなってしまい、徐々に血流が悪くなってしまいます。
すると、老廃物の流れが悪くなり、しっかりと寝てもなかなか疲れが取れません。
また、筋肉が硬いことにより、肉離れなどのケガにつながることがあります。
そのため、トレーニングの後はストレッチをやって、疲れを残さないようにしましょう。
そして、トレーニング前にストレッチをやりすぎてしまうのも、注意が必要です。
それは、ストレッチをやり過ぎてしまうと、筋肉が緩みすぎてしまい、力が発揮されないことがあるからです。
そのため、トレーニング前にはあまりじっくりと伸ばすようなストレッチはやめて、ラジオ体操のような体を動かしながらやるストレッチをしてみてください。
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
その③お風呂上がりの時間
3つ目は、お風呂上がりの時間です。
ストレッチは筋肉が温まっている時にやるのが効果的です。
それは、筋肉が温まっている時の方が伸びやすいし、血液の循環も良くなっているからです。
というのも、筋肉が硬い状態で無理やり伸ばしてしまうと「伸張反射」により、逆に筋肉が硬くなってしまうことがあります。
それを防ぐためにも、軽く運動した後や、自宅であればお風呂上がりなど、体が温まっている時に伸ばしてあげた方が効果が高いのです。
そして、自分でストレッチをやる際のポイントは以下の感じです。
ストレッチングを実施する際に注意すべき原則は5つあります。「1. 時間は最低20秒」「2. 伸ばす筋や部位を意識する」「3. 痛くなく気持ち良い程度に伸ばす」「4. 呼吸を止めないように意識する」「5. 目的に応じて部位を選択する」ということです。
e-ヘルスネット ストレッチングの実際
このように、丁寧にじっくりとやることでストレッチの効果が高まります。
そのため、自宅でストレッチをやるのであれば、先にお風呂でゆっくり温まってから、ストレッチをやりましょう。
そうすることで、少しずつ筋肉に柔軟性が出てきますよ。
ストレッチをやる際のポイントについてはあわせてこちらもご覧ください。
ストレッチは食後にやってはいけないのかのまとめ
ストレッチは食後にやってしまうと、消化不良を起こしてしまう可能性があるので、あんまりやらないようにしましょう。
一番ベストなタイミングとしては寝る前にじっくりと伸ばしてあげることなので、寝る前にゆっくりとストレッチをやってみてください。
そうすることで、睡眠の質も良くなっていきますよ。
そして、自宅でストレッチをやるのであれば、ヨガマットを敷いてやることでストレッチをする環境を作ることができます。
そのため、いろんな種類がありますが、良さそうなものを選んで活用してみて下さい。