筋トレの効果はメンタルにも出る!心と体を鍛えられる理由について解説

2020年10月11日

筋トレをすると体に良い!

と、分かっていても、習慣化していない始めのうちは、なかなか筋トレって続かなかったりしますよね。

 

実は筋トレをすると、変わるのは筋肉だけではありません。

メンタル面にも大きく影響を与えてくれるのです。

 

では、実際に筋トレを継続的におこなうと、どのような変化がメンタル面に現れるのでしょうか?

 

それを少しでも理解すれば、筋トレを続けるモチベーションに変わります。

 

そこで今回は、筋トレを続けるとどんな効果があるのかについてご紹介します。

 

筋トレをやるメリット

まず、筋トレをするメリットは2つあります。

 

それは、

メンタルが安定し意思力が高まる

健康的な肉体が手に入りダイエット効果がある

と、いうことです。

 

つまり、精神面と肉体面の両方に効果を発揮してくれるのです。

 

こういった筋トレのメリットを最大限いかすためには、長期間継続出来るように、スケジュール管理を意識する必要があります。

また、適度に筋肉を休ませることも大切です。

【筋トレの効果】メンタルへの影響

筋トレを行うことで、ホルモンの分泌が活発になります。

 

特に、三大神経伝達物質である「セロトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」が活発に働くようになり、これらがメンタル面に良い影響を与えてくれます。

 

また、テストステロンといった、男らしい筋肉質の体にしてくれるホルモンも分泌され、それにより体が変化してくると、自分に自信が持てるようにもなるのです。

筋トレのメンタルへの影響①セロトニンが分泌される

セロトニンの働き

・気分を高める働き

・気分をリフレッシュさせストレス解消に効果的

・緊張をゆるめる

・睡眠の質を高める「メラトニン」の材料となる

セロトニンは、精神を安定させる働きがあり、気分を高めてくれる働きもあるため、「幸せホルモン」と呼ばれています。

また、良質な睡眠をとるために必要となる「メラトニン」の材料となるため、セロトニンは精神面において、とても大切なホルモンです。

 

しかし、仕事や人間関係など日々のストレスにさらされると、このセロトニンの分泌量は低下してしまいます。

 

すると、働きが弱まってしまうことで、

「イライラしやすい」

「落ち込みやすい」

「食欲がコントロールできない」

といった、精神面が不安定になってしまいます。

 

そんな精神的な不安を解決するのが「筋トレ」なのです!

 

筋トレをすることで、セロトニンの分泌が活発になり、精神面に良い影響を与えてくれます。

もちろん、筋トレ以外にも睡眠や食事など、セロトニンを増やすために大切なことはあります。

 

セロトニンを増やす食事のポイントについては、あわせて下の記事をご覧ください。

筋トレのメンタルへの影響②自分に自信が持てるようになる

今まで運動をしてこなかった人にとって、体に負荷をかけることはツラいものです。

 

これを続けていると、肉体的だけでなく、精神的にも逃げたくなるような気持ちになります。

 

しかし、ツラいからといってそこで止めてしまったら、普通の人と同じです。

 

そこを乗り越えて、継続的に筋トレをすることが出来れば、精神力は鍛えられていくのです!

 

そして、体が変化することで成長を実感し、自分にも自信が出てくるようになります。

【筋トレの効果】メンタル以外の効果

筋トレには、精神面だけでなく、肉体面にも大きな効果を発揮します。

 

その1つが「ダイエット効果」です。

基礎代謝が上がり太りにくくなる

基礎代謝とは、体温を維持したり呼吸や内臓を動かすなど、人間が生きていく上で必要となる活動エネルギーです。

また、座っていたり、睡眠時にも消費されるため、基礎代謝が高まると、自然に痩せやすい体へとなっていきます。

 

なんと、この基礎代謝は1日に消費する総エネルギーのうち7割を占めています。

 

そして、基礎代謝を高めるために大切になるのが「筋肉量」です。

 

つまり、筋トレをして筋肉の量を増やすことで基礎代謝が上がり、痩せやすい体になるのです。

 

特に、体全体の70%を占める脚の筋肉を鍛えることで、効果的に筋肉量を増やすことが出来ます。

そのため、基礎代謝を上げるためには、スクワットなどをおこない下半身の筋肉を鍛えていきましょう。

ダイエット目的の筋トレ強度とは

筋トレをして

「筋肉を大きくしたい」

「ガッチリとした体になりたい」

といった筋肥大を目的とする人もいれば、

「痩せやすい体にしたい」

「太りにくい体にしたい」

など、ダイエットを目的として筋トレをする人もいます。

 

ダイエットを目的とした筋トレは、

8~12回が限界の重量

で、3~5セット程おこなえる強度でおこなうと効果的です。

 

ちなみに、この8~12回おこなえる重量でやることで、筋肥大の効果も期待できます。

筋トレの効果が出るスケジュール

筋トレの効果を出すために大切なことは「休息」をとることと「継続的」におこなうことです。

 

それには、自分に合わせた筋トレのスケジュールを立てていく必要もあるでしょう。

筋トレの効果が出る期間

筋トレの効果が出始めるのは、約3か月ほど経ってからです。

とはいえ、このころの変化は、自分の中で少し筋肉に張りが出てきたなと感じる程度です。

 

本格的に筋肉が肥大し、服を着た状態でも相手に分かるくらいになるには、半年から1年はかかります。

 

私の場合は、筋トレをはじめて1年位経ったころに、友人に筋肉を触られて、

「お前、何を目指してるの?」

と言われた時に、体が変化したなと実感しました!笑

 

この筋肉を大きくしていくために大切なことがあります。

 

それは「負荷」と「休息」です。

 

筋繊維は負荷がかかることで傷がつきます。

そして、その傷ついた筋肉を休ませることで、筋トレ前よりも太く強くなってくれるのです。

 

これを「超回復」と呼び、約48時間~72時間でこの変化がおこります。

 

そのため、うまく休息をとりながら筋トレをおこなうことで、着実に筋肉は成長してくれるのです。

筋トレの効果が出やすい頻度

一般的に筋トレをおこなう頻度は、週2回~3回が良いといわれています。

 

それは、先ほどお伝えした超回復の時間をしっかりととるためです。

超回復の時間をとる前に鍛えてしまうと、筋肉の回復が間に合わず、逆に筋肉が減少してしまうこともあります。

 

そのため、週に2~3回ほど、休息を取りながらおこなうのがよいと言われているのです。

 

しかし、筋トレに慣れてきて、超回復の時間をとることが出来るのなら、週5回でも6回でも筋トレをおこなってもかまいません。

 

私の場合は、1日1部位を徹底的に鍛えるようにしています。

 

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
腕トレ 脚トレ 胸トレ 背中 肩トレ 胸トレ 休息

 

このように、週に5~6回も筋トレをやる場合は、自分なりに計画を立てておこないましょう。

 

しかし、筋トレは何より継続的におこなうことが大切なので、まずは週2回~3回ほどからはじめてみて下さい。

メンタルを整えるために日課にする

「今日は疲れたからいいや」

「今日は眠いからいいや」

「今日はお腹空いたからいいや」

 

筋トレはツラいため、はじめのうちはいろんな理由をつけて、サボったりすることがあります。

 

私もその1人でした。

 

しかし、筋トレをやらなかったら体は成長しません。

 

そこで大切になるのが

いかに筋トレを生活の一部にできるのか

ということです。

 

つまり、筋トレをすることを、日課にしなければならないということです!

 

そのため、自分の生活リズムに合わせて、「朝」「昼」「夜」と筋トレを続けやすい時間を見つけることが大切になります。

 

私は仕事前の朝7時から、ゴールドジムで筋トレをすること日課として、それが3年以上続いています。

【筋トレの効果】メンタルへの影響ついてのまとめ

「筋トレは心も体も変えてくれる」

「小さなことのつみ重ねでなりたい自分になれる」

 

筋トレをやると筋肉がつくだけでなく、メンタルの改善や太りにくい体質になるメリットがあります。

 

そして、筋トレの効果を最大限高めるには「筋肉を休ませること」を意識しながら継続できるスケジュール管理が大切です。

 

継続こそが大事なので、あなたも筋トレの習慣化を目指して頑張ってみてください !