デッドリフトで筋肉痛になる部位はどこ?【筋肉痛の対処法も解説します】
デッドリフトをやってみたけど、デッドリフトで筋肉痛になる部位はどこなんだろう?背中だけかな?あと、筋肉痛になった時の対処法なんかも教えてほしいな。
こういった疑問にお答えします。
・デッドリフトで筋肉痛になる部位はどこかわかる
・デッドリフトで筋肉痛になった時の対処法がわかる
私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。
こういった私が疑問にお答えします。
デッドリフトで筋肉痛になる部位はどこ
まず、結論から言ってしまうと、デットリフトで筋肉痛になる部位は、主に脊柱起立筋やハムストリング、大臀筋といった筋肉が筋肉痛になります。
その他にも僧帽筋、広背筋といった筋肉も筋肉痛になるので、デッドリフトは背中全体から下半身にかけて筋肉痛が現れるメニューです。
私自身も、デッドリフトをやった後は、脊柱起立筋だけでなく体の後面全体に筋肉痛を感じています。
そもそも、脊柱起立筋は、腸肋筋・最長筋・棘筋からなる筋肉です。
私たちが直立したり中腰の姿勢がとれるのも、脊柱起立筋が背骨を両側から支えているからで、この脊柱起立筋を鍛えることは、体の安定感に繋がります。
そのため、このデッドリフトをやることで、背中から下半身まで筋肉痛は出てきますが、全身を鍛えることができる効果的なメニューです。
だだ、デッドリフトは腰をかがめておこなうため、腰を痛める可能性があります。
だから、ケガを予防するためにも、腰にパワーベルトをつけてやるようにしましょう。
また、高重量でやると背中に効く前に握力がなくなってしまう場合があるので、リストストラップなどを使ってやるようにして下さい。
デッドリフトで筋肉痛になった時の対処法
では、実際にデッドリフトで筋肉痛になった際の対処法をいくつかご紹介します
その①休息をしっかり取る
まずは休息をしっかりとるということです。
これは基本中の基本ですが、疲れがたまったら、とにかく休むということが大切になります。
そして、この休息をとる際のポイントは、良質な睡眠を取るということです。
良質な睡眠をとることで、睡眠時に成長ホルモンが分泌されます。
それにより、筋トレで傷ついた筋繊維が修復され成長していきます。
そのため、まずはしっかりとした休息を取るようにしましょう。
その②タンパク質を多めに摂る
2つ目はタンパク質をしっかり摂るということです。
タンパク質は筋肉の元となるだけでなく、ホルモンの材料にもなります。
例えば、先程お伝えした成長ホルモンは、アミノ酸の1種である「アルギニン」が材料となります。
そのため、夕食時や就寝前にタンパク質を多めに摂取することが大切です。
もし、たくさん食べれない人や、ダイエット中であれば、プロテインで効率的にタンパク質を摂取するのも効果的です。
また、L-カルニチンが筋肉痛を緩和させるという研究もあるので、筋肉痛がひどく出やすい人は、日ごろから摂取するのもいいかもしれません。
L-カルニチンの継続摂取により筋肉トレーニング後におこる筋肉痛が性別、年齢、運動経験、人種など属性によらず緩和されることが報告されている。(中略)
継続的にトレーニング効果を向上させるためには、プロテインなどとともにL-カルニチンを摂取しスムースな回復をはかることがさらに効率的と考えられる。
L‐カルニチン摂取によるアスレティックパフォーマンスへの影響
その③ストレッチをする
最後はストレッチをするということです。
筋トレをすると筋肉は硬くなります。
すると血行が悪くなり、老廃物が流れにくくなります。
それにより痛みの物質が流れにくくなるので、筋肉痛も長く続くようになってしまいます。
そのため、ストレッチをして筋肉の柔軟性を保つということが大切になります。
また、その他にも湯舟に浸かって体を温めることも効果的なので、試してみて下さい。
デッドリフトで筋肉痛になる部位についてのまとめ
デッドリフトをやることで、脊柱起立筋をはじめ広背筋や僧帽筋などの背中の筋肉とハムストリングや大殿筋にも筋肉痛が出てきます。
そのため、タンパク質をしっかり摂ったり、ストレッチをして少しでも筋肉痛の痛みを軽減させましょう。
そして、1番大切なのが良質な睡眠なので、睡眠時間はしっかり確保するようにして下さい。