プロテインのメリットとデメリットは?【両方解説します】

プロテインは筋トレをするなら絶対飲んだほうがいいのかな?なんか、プロテインを飲むメリットとデメリットがあったら教えてほしいな。あと、プロテインの効果を高めるポイントなんかもあったら知りたいな。

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

・プロテインのメリットとデメリットがわかる

・プロテインの効果を高めるポイントがわかる

 

私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。

  

 

こういった私が疑問にお答えします。

プロテインのメリットとデメリットは?

筋トレをする上でプロテインというのは、とても大切なサプリメントのひとつです。

しかし、そんなプロテインもメリットもあれば、デメリットもあります。

今回はそんなメリットとデメリットについて、いくつかご紹介します。

プロテインのメリット①効率的にタンパク質が摂れる

まず1つ目は、効率的にタンパク質を摂れるということです。

 

そもそも、厚生労働省が発表している『日本人の食事摂取基準』(2020年版)によると、18~69歳男性が摂取すべきタンパク質の目安量は1日65g、女性は50gです。

そして、筋トレをしている人であれば、さらに必要量は増えます。

そんなタンパク質を食事だけで賄おうとすると、タンパク質だけでなく、余分な脂質などもついてきます。

 

そこでプロテインを活用するのです。

 

プロテインは余分な脂質をカットして、タンパク質を効率的に摂取できるようになっています。

 

なので、筋トレをして筋肉を増やしたいという場合にも最適だし、日常的にタンパク質を補う目的やダイエットにもおすすめとなります。

 

プロテインのメリット②コスパがいい

2つ目は、コスパがいいということです。

 

タンパク質を食事だけで摂ろうと思うと、結構お金がかかります。

例えば、鶏むね肉にはタンパク質が100gあたり約24g入っています。

そして、男性が65g摂ろうと思うと、300gぐらいは食べないといけません。

もちろん、鶏むね肉なら経済的にタンパク質を取ることができますが、さすがに毎日は続けられないと思います。

かといって、他の食材で摂取しようと思ったら、値段も高いし、先程お伝えしたように、余分な脂質などもついてきてしまいます。

 

なので、プロテインを活用してタンパク質を摂取することは、コスパがいいといえるでしょう。

プロテインのメリット③場所を選ばない

3つ目は、場所やタイミングを選ばないということです。

 

筋トレをしたあとは、成長ホルモンが分泌され、タンパク質の合成が活発でおこなわれます。

それにより、筋肉が成長していくのですが、その際にタンパク質が不足していると、せっかく筋肉が成長するチャンスを逃してしまいます。

そのため、筋トレをした30分以内に素早くタンパク質を摂取するためにも、プロテインは必要なのです。

また、プロテインを飲むタイミングは筋トレ後だけではありません。

朝起きてすぐや寝る前、あるいはおやつの代わりにプロテインを飲む場合もあります。

 

そんなタイミングでガッツリご飯を食べるわけにはいかないので、サッと摂取できるプロテインは役に立つでしょう。

プロテインのデメリット①過剰摂取になることも

プロテインは効率的にタンパク質を摂取することができる一方で、タンパク質を摂り過ぎてしまう場合もあります。

 

すると、胃腸や腎臓に負担がかかってしまい、それにより体調が悪くなることがあります。

また、プロテインに含まれる人工甘味料や着色料などの添加物も継続的に摂取を続けていくと、体調不良を起こす場合があるので注意が必要です。

 

そして、ホエイプロテインの場合、製法によってはお腹が痛くなることがあります。

というのも、ホエイプロテインの原料は牛乳です。

その牛乳に含まれる乳糖を分解できない「乳糖不対症」の人は、プロテインを飲んだ後に腹痛を起こしてしまいます。

「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」は、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収のため分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。

乳糖不耐症」と「牛乳アレルギー」長野県医師会

そのため、牛乳を飲むとお腹が痛くなるの人は、WPI製法で細かく分解されたプロテインやソイプロテインを活用してみてください。

 

プロテインの製法については、この記事の下の方で解説しています。

 

プロテインのデメリット②体質に合わないことも

プロテインはいろいろメーカーから販売されていますが、その中で体質に合う合わないというのが出てきます。

私自身、いつもと違ったプロテインを飲もうと買ってみたところ、体質に合わなかったのか、飲むたびに蕁麻疹が出るようになりました。

ホントにそうなのか、いつもと同じプロテインを買って試したら、やっぱり出なくなりました。

 

なので、自分の体に合う合わないというのがあるので、合うプロテインを探すようにしてください。

プロテインの効果を高めるポイント

では、実際にプロテインの効果を高めるためのポイントをいくつかご紹介します。

その①タイミングを考える

プロテインを飲むタイミングとして1番ベストなのは、やはり筋トレ後です。

これは先ほどお伝えしたように、筋トレ後は成長ホルモンの分泌も活発になり、タンパク質の合成がおこなわれます。

そのため、筋トレ後にプロテインでしっかりとタンパク質を摂ることにより、筋肉も成長していきます。

 

また、睡眠時にも成長ホルモンの分泌が活発になるので、寝る前にプロテインを飲んでタンパク質を摂取しておくことは効果的です。

 

その②製法で選ぶ

プロテインの製法には、主に「WPC製法」「WPI製法」「WPH製法」「CFM製法」というのがあります。

その中で、1番低価格で一般的なプロテインはWPC製法で作られたプロテインです。

そして、WPC製法のプロテインをさらに分解したのが、WPI製法のプロテインです。

簡単な違いは以下の感じとなります。

製法による違い

WPC製法:乳糖残存、吸収スピードは普通、タンパク質含有量75~80%、低価格

WPI製法:乳糖除去、吸収スピードは早い、タンパク質含有量85~90%、高価格

WPI製法は乳糖も除去されているので、お腹が痛くなりやすい人にもおすすめです。

さらに詳しいことは、下の記事も参考にしてみて下さい。

 

プロテインのメリットとデメリットのまとめ

プロテインにはもちろん、メリットもあればデメリットもあります。

そういう点も理解しながら、自分に合ったプロテインを探して摂取してみてください。

そして、それによりあなたの体が変わっていけば、それが一番いいと思います。