スクワットで四頭筋ばかりに効くのはなぜ?【やり方の問題です】

スクワットで四頭筋ばかりに効いてしまうのはなんでだろうなー?まぁ、大腿四頭筋を鍛えるメリットもあるとは思うけど、四頭筋以外に効かせるポイントなんかもあったら教えてほしいな。

 

こういった疑問にお答えします。

 

この記事でわかること

・スクワットで四頭筋に効いてしまうのはなんでかわかる

・大腿四頭筋を鍛えるメリットがわかる

・スクワットで四頭筋以外に効かせるポイントがわかる

 

私自身筋トレをはじめて15年以上たち、現在はゴールドジムで目標を立てながら筋トレをしています。

  

 

こういった私が疑問にお答えします。

 

スクワットで四頭筋ばかりに効いてしまうのはなぜ?

まず結論から言ってしまうと、スクワットで四頭筋ばかりに効いてしまうのは、フォームに問題があるからです。

 

そもそもスクワットは、フォームやしゃがむ深さによって効く筋肉が変わってきます。

 

主なしゃがむ深さは以下の感じです。

深さによる違い

クォータースクワット・・・膝を45度程に曲げて行うスクワット(大腿四頭筋)

ハーフスクワット・・・膝を90度程度に曲げるスクワット(大腿四頭筋)

パラレルスクワット・・・太ももが床と水平になるように膝を曲げる(バランス的

フルスクワット・・・完全にしゃがみ込んだ形から立ち上がるスクワット(大殿筋)

 

例えば、しゃがむ深さが一番浅いクォータースクワットは、大腿四頭筋に負担がかかります。

反対に、一番深くまでしゃがみフルスクワットは大腿四頭筋というよりは、お尻やハムストリングに刺激が入ります。

 

そのため、四頭筋ばかりに効いてしまうのであれば、しゃがむ深さが浅い可能性があるのです。

 

また、スクワットをおこなうフォームが、しゃがんだときに膝がつま先よりも前に出てしまうフォームだと、四頭筋ばかりに負荷がかかってしまいます。

すると、その他の臀部やハムストリングに刺激が入りにくいので、お尻を後ろに引くような意識でやるようにしましょう。

 

大腿四頭筋を鍛えるメリット

スクワットをしてお尻なんかも鍛えたいのに「大腿四頭筋ばかりに効いてしまうのは嫌だ」と感じるかもしれませんが、大腿四頭筋を鍛えるといいこともあります。

その①見た目が良くなる

まず1つ目は、見た目が良くなるということです。

 

大腿四頭筋は「大腿直筋」「外側広筋」「内側広筋」「中間広筋」の4つの筋肉からなります。

そして、これら4つの筋肉を大腿四頭筋といい、体の中で一番大きな筋肉となるのですが、鍛えることで見た目からして鍛えてるなとわかるようになります。

さらに頑張ると、ボディービルダーのようにキレやラインが出てきますが、そこまでやるのはかなり大変です。

 

また、筋肉を大きくしたい人でなくても、与える負荷を考えながらやることで、グッと引き締まった脚にしていくことができるので、目的に応じて重量を変えていきましょう。

 

そうすることで、見た目の良い脚へと変化していきます。

その②基礎代謝が上がる

2つ目は、基礎代謝が上がるということです。

 

先ほどお伝えしたように、大腿四頭筋は体の中で1番大きな筋肉です。

そのため、大腿四頭筋を鍛えることで筋肉量が増え、それにより基礎代謝が上がります。

 

すると、基礎代謝が上がることで痩せやすい体になっていくので、痩せるのが目的な人も頑張ってスクワットをやると良いでしょう。

 

その③パフォーマンスが向上する

3つ目は、パフォーマンスが向上するということです。

 

大腿四頭筋は、走ったりジャンプしたりと、色んな場面で使われる筋肉です。

そのため、大腿四頭筋を鍛えておくことで、スポーツなどの運動パフォーマンスが向上します。

 

また、大腿四頭筋を鍛えておくことで、ベンチプレス踏ん張りがきくので、重量は伸びたりする効果も期待できます。

スクワットで四頭筋以外に効かせる方法

ここからは、スクワットで四頭筋以外に効かせる方法をお伝えします。

その①深さを変える

1つ目は、先ほどもお伝えしたように、しゃがむ深さを変えるということです。

 

スクワットはしゃがむ深さが深いほど、大殿筋やハムストリングに刺激が入ります。

特に「フルスクワット」をやることで、効果的に四頭筋以外に刺激が入りますが、柔軟性がない人がやると腰や股関節周りを痛める可能性があります。

 

そのため、「パラレルスクワット」を取り入れることでバランス良く鍛えることができるので、試しながらやってみて下さい。

その②種目を変える

2つ目は、スクワットの種目を変えるということです。

 

スクワットにもいくつか種類があります。

例えば、片足を椅子などに乗せておこなう「ブルガリアンスクワット」をやることで、大殿筋や太ももの筋肉にかなり負荷がかかります。

 

他にも「ランジ」をやることで、お尻周りに効くので試してみて下さい。

 

スクワットで四頭筋に効いてしまうのかのまとめ

スクワットで四頭筋ばかりに効いてしまうのは、フォームに問題があったりするからです。

しかし、大腿四頭筋は体の中でも非常に大きな筋肉なので鍛えておくことで、見た目が良くなったりパフォーマンスが向上します。

また、基礎代謝がアップしたりといいこともかなり多いので、気にせずどんどん鍛えていきましょう。

 

ただ、スクワットをする際はベルトを巻くことでケガの予防ができるので活用してみて下さい。